シニア世代「実はおすすめの副業」未経験60代が月100万円以上の利益を出せているワケ
終わりの見えない物価高騰や老後に備えて、副業や兼業を考えているシニア世代は多いだろう。近年はデリバリーパートナーや動画編集など、新たな選択肢も増えているが、起業家の森谷和正氏は「50代・60代が副業を始めるなら物販がいい」と断言する。
森谷氏は物販スクールを運営しており、これまでに2000人以上の生徒に物販のイロハを教えてきた。生徒の中には、シニア世代で活躍している教え子も多いという。
「物販は未経験だったにもかかわらず、50代・60代で稼いでいる方はたくさんいます。優秀な生徒の中には、月100万円以上稼いでいる60代の方や、防災系グッズでひと月に500万円以上の利益を出した50代の方もいますね」
シニア世代は、若者にはない人生経験が物販をするうえで強力な武器になるそうだ。
「物販初心者の方は、利用しやすいメルカリで不用品や、覚えるブランドとライバルが少ない靴などを出品して、物販の仕組みを理解するのがオススメです。そのうえである程度稼ぎたいなら、扱う商品の種類や数を増やして市場の大きいAmazonやeBayで勝負すべき。
商品を増やすときに、シニア世代はこれまでの経験が活きてきます。少子高齢化が進む中、購入者はシニア世代が多いので、欲しいものが想像しやすいですし、仕事や趣味の知識があれば人気の商品も仕入れやすい。
たとえば、メルカリの海外版であるeBayでは、カー用品やバイク用品など、海外でも人気の商品の知識があれば稼ぎやすいです。それにやり取りに英語が必要になるので、英語が得意な方はスキルも活かせます」
森谷氏がシニア世代に物販をオススメする理由はほかにもある。
「デリバリーパートナーは体力、動画編集はスキルが必要なので、誰でもできるわけではありませんが、物販は知識がゼロから始められます。仕入れはインターネットでできますし、出品も配送業者に頼めばいいので、物品は自宅にいながら稼ぐこともできる。体力に自信のない方や、持病がある方でも始めやすいですし、続けやすいと思います」
初期費用を抑えられるのも、今のご時世にはうれしい。
「さすがにスマートフォンやインターネットの環境は必要ですが、商品の仕入れは1000円もあれば十分。ヤフオクなどのオークションサイトに1円で出品されている商品の中から、高値で売れるものを探せばいい。相場はメルカリで調べられますし、仕入れた商品はメルカリで出品すれば、下調べにかけた時間もムダにはなりません」
初心者から初めて月に100万円以上を稼ぐシニアも
シニア世代に物販がオススメの理由
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