夫が生死をさまよう間、金目のものを奪っていった妻…熟年夫婦の金銭トラブル
―[シリーズ・男女の金銭トラブル]―
人生100年時代という言葉が世間を賑わせて久しいが、同時に増加しているのが熟年離婚。ずっと仕事や趣味に一辺倒で、家庭を顧みなかったと言われる今のシニア世代。子供が巣立った晩年に、『離婚』を選ぶケースが増えているという。
「私の場合、いつかは妻とやり直すと思っていました」と神妙な顔つきで語る男性、青木慎太郎さん(仮名・65歳)。青木さんは、今年の2月に熟年離婚。もう20年近く別居結婚状態だったが、「もしかしたら、子どもが独立した最期は、一緒に暮らしてやり直すかもしれない」。そんな思いから籍は抜かずにいた。
別居中の妻は、病院に駆けつけ財布を探した
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出版社やWeb媒体の編集者を経て、フリーライターに。趣味はプロレス観戦。ライブハウスに通い続けて四半世紀以上。家族で音楽フェスに行くのが幸せ。X(旧Twitter):@rizeneration
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