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「最悪あと1年と言われた」ステージ4のがんから生還したプロボクサー53歳の決断と後悔

術後に怪しい免疫治療へ大金を使ってしまった

[高額医療]を受けた人のその後

「術後の痛みは地獄でしたが(苦笑)」と竹原氏

 だが、それでも反省すべき点があると語る。 「手術は英断でしたが、問題はその後。再発を恐れて怪しげな高額医療に手を出してしまった。免疫細胞を採取して培養し体に戻す免疫治療や、がんを抑制する効果があるという触れ込みのフコイダンというドリンクですね。免疫治療は400万円、フコイダンは一本3万円するものを何十本も飲みましたが、無駄だったなと。人間、弱ると、いろんな人がいろんなものを勧めてきますが、弱みにつけ込むヤツもいるから気をつけないと」  一口に高額医療といっても、中身は吟味が必要だ。 【竹原慎二氏】 1995年、日本人初の世界ミドル級王者となる。’07年に開設したブログが話題に。’14年には膀胱がんが判明するも翌年にはジム運営やタレント活動を再開 取材・文/週刊SPA!編集部
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