【正解は水着で】5秒で解けますか?「うさぎとカメの競争問題」

新人タレント・柑乃美優(かんのみゆう)ちゃんはかわいいルックスとは裏腹に、実は大学で数学を専攻し、数学の塾講師もしているバリバリの理系女子。現在、“かわいすぎる数学講師”として活動中だ。そんな美優センセイが算数の問題を出題。「就職活動のSPI以来、数学なんてやっていないよ!」という人も、ぜひチャレンジを! ←【問題はこちら】 【正解】
柑乃美優

水着で正解発表

【解説】 10m後ろになったからといって、同時にゴールするわけではないですよね。 上図のように問題文の状況を“イメージ”すると、「90mの地点でウサギがカメに追いついて、最後に抜かしてウサギが勝つ」ということがわかりますよね♪ では、数式を使って計算もしてみましょう! まずは、ウサギとカメの速度を求めてみます♪ ウサギが10秒で100mを走ったとすると、ウサギは「秒速10m」。 カメは10秒で90m走ったのだから、「秒速9m」ですよね。 次に、ウサギが10m後ろからスタートした場合を考えてみましょう。 秒速10mで110m走ると、ゴールするのに「11秒」かかりますよね。 では、11秒たったとき、カメはどこにいるでしょうか? カメさん、ガンバれ~! 秒速9mで11秒走ると、「99m」。つまり、ウサギがゴールしたとき、カメは99mでゴールの一歩手前なんですね! 惜しいっ!  ということで、今回もウサギさんが勝ってしまいましたね。カメさん残念です……。  このように数式を使って解くこともできますが、最初の図のように“俯瞰的に見て問題の全体像を把握する”と、どちらが勝つかは一瞬でわかるんです♪  今回で「小学生でも解けるのに、大人は間違えやすい算数の問題」はいったん終了します。  私は理工学部数学科というところに在籍して、数学を専攻しています。この「全体像を把握する力」は、数学を学ぶことで身につく大切な力の1つだと思います。これって学生だけではなく、社会人になっても役に立ちませんか? これから少しでも算数や数学に触れて、もっと好きになってもらえたら嬉しいです♪ ●柑乃美優(かんのみゆう) 柑乃美優日本大学理工学部数学科に所属する現役大学生タレント。「暇なときはつい因数分解やっちゃいます」「理想のデートは家電量販店」という根っからの理系。9月28日には、MONDO TV『女神降臨』に出演予定。 公式ブログ(http://ameblo.jp/kanno-miyu/) Twitter(https://twitter.com/myu_math49) ⇒【インタビュー】柑乃美優「理想のデートは電気屋さん」 https://nikkan-spa.jp/276637 <取材・文/横山 薫(本誌) 撮影/山田耕司(本誌)>
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