更新日:2022年10月01日 01:13
デジタル

「アレって何だっけ?アレだよ!」。会話に“アレ”が増えてきた人のための脳を鍛えるクイズアプリ2選

ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

卯月鮎

卯月鮎

「Quiz」の語源は、18世紀にアイルランドのダブリンで、“無意味な新しい言葉を流行させることはできるか”を友達と賭けをした人が、街中に「Quiz」と落書きしたことから広まった……という説がよく知られています。  また、ラテン語の口頭試験で質問される「qui es(誰ですか?)」が由来という説もあって、本当のところは「Quiz」らしく謎だらけといったところでしょうか。  さて、今回は錆び付いた脳を活性化させるクイズアプリ2本をご紹介。学生の頃は当たり前に正解できた歴史や科学の問題も、久しぶりにクイズをやるとあやふやで誤答ばかり……。筋肉と同じで、脳も使わないと衰えてしまうようです。はぁ~、悲しいなぁ。 『Q&Qアンサーズ』 iOS、Android/ CyberStep, Inc./基本プレイ無料

Q&Qアンサーズ

 『Q&Qアンサーズ』は7月20日に配信が始まったばかりの新作クイズRPG。現在、スマホのクイズゲームは『魔法使いと黒猫のウィズ』のほぼ一強状態ですが、どこまでそれに迫れるか注目されています。  『Q&Qアンサーズ』の特徴は他プレイヤーとの協力プレイ。プレイヤーは4人1組のチームを組んで、一緒にクイズバトルをしていきます。コンピュータキャラを助っ人にすることもできますが、メンバーは人間のほうが有利。参加者4人が揃ったら、クイズを出してくる強敵との戦いに挑みましょう。  戦闘は、通常時は4人がそれぞれクイズを答える形式ですが、敵に大ダメージを与えたり、味方のHPを回復したりできる必殺技を発動させると協力クイズが始まります。制限時間内に全員で○×クイズの正解ノルマを達成する「○×ゲッター」、1人1~2文字ずつを穴埋めして正しい解答を作る「ワードコレクター」……。プレイ中はチャットなどなく、ゆるいつながりですが、協力してクイズを解いているという連帯感が味わえます。  古今東西の名作・名著が擬人化されたキャラクターもにぎやか。まだサービスが始まったばかりなので協力クイズの種類は少なめですが、今後多答クイズや連想クイズなど出題形式が増えればますます面白くなりそうです。
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もう1本は、クイズゲーム感覚で暗記できる便利な学習ツール
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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