中古パソコンを7台買ったオヤジの顛末
―[木村和久の「オヤ充のススメ」]―
― 木村和久の「オヤ充のススメ」その38 ―
なぜ中古パソコンを買おうと思ったか。もちろん予算の関係が一番デカい。新品を5台以上買うと、中古のくるま代ぐらいかかる。じゃ中古にしようとね。まずは新品と中古のコスパを考えてみた。ノートパソコンの新品はざっと10万円。7万~8万円のお値ごろの新品もあるし、15万円前後の高級機もある。中を取って新品は、ずばり10万円と計算した。
中古パソコンで実際買ったのは2万2000~2万4000円ぐらい。何台も買って常連になったので、値引き率が高い。ゆえに一般的には中古のノートPCで程度のいい15インチ型を2万5000円として計算する。
そんなわけで、中古パソコンが1年持てばいいと考えると、毎年中古を買っても新品価格の10万円になるには4年かかる。でも幾ら中古品でも1年で壊れることはまずないだろう、2~3年持つと仮定したら、中古のほうが断然コスパが取れていると。当たり前なんですがね。
秋葉原は何度も行ってるが、中古パソコンを大量に置いてる店は案外少ない。ほどほどならある。その中で駅の南方面、ワシントンホテルの並びに、インド人やらアフリカ系やらの従業員がいる中古パソコンショップを見つけた。そこには大量のノートPCが電源を入れたまま陳列されていた。ラインナップは、4万~8万円ぐらいのわりと新しめの新古品クラスが店の前の方に並んでいる。従業員は最初それをしきりに勧めていたが、奥に行くと1万~3万円のまさに、これぞ中古品というのが、ずらり並べてあるではないか。そうそう欲しいのはこっちだよ。
OSはほとんどウィンドウズ7だった。メーカーや機種はばらばらだが、全てウィンドウズ7にアップグレートされていてOSの統一感はある。元のOSが何だったか分からないけど、動けばいい。一応プロパティを見て、CPUが速そうなのを試しに1台買う。ひと月ぐらいの保証はあったので、不具合があったら戻せばいいや。
家に帰ってメンテして使って見たが、何ら問題はない。これはイケるぞということで、その後買い増して、知り合いも欲しいというから一緒に付き合って、合計7台も買うことになった。
果たしてその後、どうなったか? 結論から言うと、動かなくなったのはわずか1台、それは半年でダメになった。どうしても17インチ画面のノートパソコンが欲しかったので買ったんだが、画面がデカい分、値段はそれなりにする。けどケチってかなり安めのを買ったら、案の定だった。
ほか一台、動くのは動くが株取引画面のスピードについていけなくなってきたのがあって、それはテキスト入力用に余生を送っている。
株取引に使うパソコンは、朝8時ぐらいから、午後3時まで電源を入れっぱなしだし、CPUを酷使してるから、スゴい熱を持つ。だから全部のパソコンに外付けのファンを付けないと持たない。こんな状況で7台買って、1年半の間に5勝1敗1引き分けなら、充分元を取ってるでしょう。
株取引で使うパソコンは、耐久性を求められる。酷使するので2~3年ぐらい持てば充分と思っている。一方1日2~3時間ぐらいしか使わない場合だったら、恐らく5年ぐらいは持つんじゃないか。これはどう考えても中古パソコンがいい。

木村和久
―[木村和久の「オヤ充のススメ」]―
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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