雑学

オヤジ割を活用! オヤジで良かったと思う年齢とは?

― 木村和久の「オヤ充のススメ」その37 ―


 シニア割引というのは聞いたことがあるが、50歳前後のオヤジ割引というのはあるのだろうか。以前、紹介した映画の夫婦割は、男女どちらかが50歳以上なら割り引く。やはり50歳あたりがオヤジ割の分かれ目なのかもしれない。

 ちなみに東京ディズニーランドでは、去年45PLUSパスポートなるものを出して、子育ての終わった45歳以上のミドル世代の割引をしていた。企画年齢が中途半端だったのか、今年はそういう話は聞かないが、どうしたんだろう。

 一方逆年齢制限もある。富士急ハイランドの総回転数世界一のジェットコースター「ええじゃないか」は、60歳までしか乗れない。だから今年60歳の石田純一さんが乗れるのは、来年1月まで。でもね以前見に行ったけど、あれは40代でもきついよ。女性は不思議と何歳でも乗りたがるが、男性は苦手な人が多い。オヤジならなおさらだ、絶対乗りたくない。小学生の子供がいる親は大変だね。一緒に乗らないと「パパは弱虫」とか言われそう。もうあ~いうのに、一生乗らなくて済むことが、オヤジとして何より幸せだ。

線路 乗り物と言えば鉄道である。JR東日本の「大人の休日倶楽部」の入会が丁度50歳から。これは凄く重宝で、特に年3回ぐらい発行されるパスが、かなり格安で毎年何かしら使っている。

 1万7000円の「大人の休日倶楽部パス」JR東日本管内と福井までの北陸地域の周遊チケットだ。新幹線を含め4日間、乗り放題。しかも指定は6回まで取れる。ほか自由席は乗り放題。だいたいうちの田舎の石巻まで帰るのに、それぐらいお金がかかる。だから、岩手や青森に1泊旅行するだけで充分元が取れる。3日目からタダ旅行。乗れば乗っただけ得だ。

 ほかにJR東日本管内と北海道一周ができるパスが付加されて25000円というのもある。実はこれを使って津軽海峡を潜って、なぜか千歳空港まで行ったことがある。そこの温泉に入ってラーメン食べて帰って来た。元々プチ鉄道ファンだから、電車に乗ってることが楽しい。津軽海峡線なんてガラガラと思ったら、その列車だけ修学旅行で満席。仕方なくデッキに座って弁当を食った。それもまた楽しいのだ。このパスも特急乗り放題で5日間。鉄道ファンじゃなくても、楽しめるパスだと思う。

 一方、東海道新幹線はどうなのか。大胆な割引はないと思う、せいぜいこだまの割引ぐらいで、目立った商品はない。東海道新幹線はJR東海のドル箱で、そこを割り引いたら死活問題になるからだろう。JR東海とJR東日本は、仲があまりよろしくない。JR東海だけ美味しいところを持って行ってるからね。今回の北陸新幹線開業は、JR東日本とJR西日本が、JR東海をスルーしてタッグを組んだプランといえる。たぶん、また大胆なパスを出すと思うので、早く北陸新幹線が開業しないか。ほんと楽しみである。

木村和久

木村和久

 そんなわけで案外歳を取ってもいいことがある。生命保険料が高いとか、70歳過ぎても家のローンが残っているとか、難しい局面もあるが、総じて美味しいことの方が多いような気がする。60歳になると、堂々のシニア入り。おそらく割引のオンパレードだろう。ただそのころちゃんと遊べるだけの収入を確保しておかないと、それが問題なんだよなあ。

■木村和久(きむらかずひさ)■
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦




おすすめ記事