博多大吉、44歳で既婚のくせにモテてる理由
痛男!」を連載中のエッセイスト・犬山紙子氏も「今一番魅力的な40代男性の一人」とラブコールを贈るのが、お笑い芸人の博多大吉氏だ。
「以前、打ち上げでお会いしたのですが、あんなに売れてる方なのに若い相手の前でも少しもエラそうじゃないんです。THE紳士だと思いましたね」(犬山氏)
なぜ、そんなに紳士なのか?
「基本的に人見知りなんですよ。初対面の人にタメ口を聞くのが苦手なんで、若い女の人の前でも自然と敬語になるんですが、それで結果的に紳士に見えてるだけじゃないですかね。ただ、敬語だと『道から外れようがない』というのはありますよね。話の内容が突拍子もないところへ行かないので、失礼なことも起こりづらい」(大吉氏・以下同)
まったく気負ったところのない飄々とした風情も女心を引きつけてやまないが、その根っこは、「冷たい言い方かも知れませんが、他人にあんまり期待していないからだと思います。奢ってあげたのに、女のコがチューの一つもしてくれなかったらハラが立つ。合コンに行って彼女が見つからなかったら、時間をすごくムダにしたように感じてしまう――そういうのは虚しいから、見返りを求めるのをやめたんです。そのうち“素の感じ”で振る舞えるようになっていた。そのうえで最低限の気遣いをしていると、犬山さんみたいに紳士だと言ってくださる人が出てくる。ありがたいですね」
ちなみに大吉先生自身は、自分がモテる理由をどう分析する?
「これを言うと元も子もないんですけど……僕、意外とカッコいいんですよね(笑)。でも、普段あまりカッコいいと思われてないんですよ。スクラッチカードを削ったらイケメンが出てきた……みたいなサプライズがあるのかも」
女に期待させずにサプライズで落とすという老獪な戦略、ぜひ見習いたいものである。10/21発売の週刊SPA!では「なぜか[モテる40男]の生活習慣31」という特集を組んでいる。大吉先生のメソッド以外にもぜひ取り入れたい「習慣」を扱っているので、ぜひ参考にしてほしい。 <取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/山田耕司>
【博多大吉氏】
お笑いコンビ「博多華丸・大吉」のツッコミ担当。場の空気を細やかに読み取る気配りの達人としても知られる。「取材相手に出バナから『足崩してくださいね』(取材場所が座敷だった)と気遣われたのは初めて」と、本特集担当編集(♀)も骨抜きに
「本当にモテてるんですかね?」と頭をかきつつ、彼はこう続けた――「あ、でも『44歳で既婚のくせにモテてる部門』だったら僕、割といい線いくと思います」。
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