「調子に乗ったりなんかしてません」通な音楽ファンの間で噂の本格派アイドル・amiinA(アミイナ)の“素”に迫る!
アイドルのなかでも、本格的な楽曲で、通な音楽ファンをもうならせる筆頭として名前のあがるamiinAは、amiとmiyuのふたりからなるガールズユニット。
2016年5月に旧メンバーの脱退からmiyuの加入で今の体制となり、新生amiinAとして活動を開始。目標はフジロックに出演すること、というだけあって、やはり他のアイドルとはちょっと違う。実際にライブを観ても、いわゆるアイドルのライブとは全然違い、作り込まれた世界観に完璧な構成とダンス。初見であっても思わず見入ってしまうに違いない。今回、そんなふたりにインタビューを試みたが、舞台の上とは違ってふたりともとってもチャーミングな女のコだった。amiinAの違った側面を垣間見てもらえると嬉しい。
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――よろしくお願いします。新生amiinAになって何か変わったことってありますか?
ami:お披露目してから、お客さんが徐々に増えてきたのを実感しています。ライブの盛り上がりも全然違ってきているのを、肌で感じます。
――僕も高円寺のフリーライブを観させてもらったのですけど、MCも面白いですし、もちろんパフォーマンスも素晴らしくて、現場での勢いも感じました。
ami:物販とかでも、お客さんと直接接する機会があるんですけど、みんなとても熱心に応援してくれていて、その思いが伝わってくるし、それが段々大きくなっているなと実感します。
――調子に乗ったりとかは?
ami とmiyu:してないですよ(笑)いきなりなんですか!乗っているように見えますか? ひどい。こんなインタビューはじめてなんですけど!(笑)
――いや、乗ってもいいと思うんですよ!ダメすかね。じゃあ謙虚にやっていると。
ami:笑い過ぎてお腹痛い(笑)
――そして、8月にamiinAの4thシングル『Atlas』を出されるわけですよね。
ami:ふたりになってから最初のシングルということで、歌詞も、そんなふたりのために書かれてあるようなものだったので感情移入して歌うことができました。
――そして、満を持してリリースして、とても好評だったんですよね?
miyu:好評だった……それ自分たちで言う……。
ami:それこそ調子乗ってるってなっちゃいませんか?(笑)
――このインタビューのタイトル、『私たち調子に乗ってます』でいいんじゃないでしょうかね(笑)
amiとmiyu:やだ!(笑)やめてください!
miyu:炎上しそうじゃないですか!(笑)
――すみません、気をつけます。じゃあ僕がいいますね。amiinAの4thシングル『Atlas』はとても好評だったわけです。そしてアルバムにつながるわけですよね。
ami:アルバムのレコーディングはシングルと並行してやっていたんです。夏休み期間に制作してました。夏休みの1ヶ月ちょっとで録りきって。
――もうそれは忘れられない夏、青春ですね!そして出来上がったのが10月に発売されたファーストアルバム『Avalon』なわけですけど。
ami:なんとか、夏休み中に録りきれました。
――アルバムは、エレクトロニカや北欧的なポストロックの要素が混ざっていて他のガールズユニットとは楽曲的に一線を画していますが。
miyu:いろんな要素が入った曲が多いので、amiinAの世界観を出すのが難しくて、一曲一曲を表現するのが、難しかったです。
――12月28日の「WonderTraveller!!! act.5」という自主企画イベントの開催までもうすぐですが、HUSKING BEEやあらかじめ決められた恋人たちへといった、ベテランミュージシャンかつ意外な取り合わせのミュージシャンとの共演についてはどう思われますか?
ami:とっても嬉しいです。あら恋さんは2度目の共演なんですけど、HUSKING BEEさんは初めてなのでとても楽しみです。
――幅広いミュージシャンたちと共演して、刺激にもなって、そこからamiinAの世界観も変わってくるのかなと思うというか僕が今言ってしまってますけども……。
miyu:そういうことになりますね(笑)
――じゃあ今、共演してみたいミュージシャンとかいますか?
ami:Suchmosさん!
――おお!さすが流行りをおさえてますね!
miyu:いきものがかりさん!
――では最後に自主企画への意気込みを教えてください!
ami:たくさんのアーティストさんに出演していただけるということで、amiinAも負けないように全力を出し切ります!みなさん観に来て下さい!
miyu:前回は初めてのステージだったので、緊張し過ぎてしまって自分のことでいっぱいで、周りが全然見えなかったんです。だから今回は余裕を持って、みなさんに楽しんでもらえるような、いいパフォーマンスをしたいと思っています!がんばります!
――フジロックで待ってます!
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<取材・文/神田桂一>
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