更新日:2019年01月12日 17:30
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男の子が生まれたら腕時計を買うべき理由/腕時計投資家・斉藤由貴生

 腕時計投資家の斉藤由貴生です。連載4回目の今回は、ちょっと粋な提案をさせていただきたいと思います。  今日は成人式。美しい振袖姿の女性と地味なスーツ姿の新成人たちが皆幸せそうに成人式を迎えています。筆者が成人式を迎えたのはちょうど10年前になりますが、久々に会った中学校の同級生たちがなんだか大人に見えたと同時に、親からとても祝福されているのだな、と周りの女子たちを観て幸せな気分になった記憶があります。  女子の晴れやかな振袖姿の裏には、親御さんのちょっとした愛情を感じるのです。それは金額で示すことが可能です。幸せな成人式の様子を観てカネカネ言っているのは粋じゃないようにも思えますがしばしおつきあいください。

男性の成人式はなぜか地味になってしまう

 振袖はレンタルでも15万円から20万円が相場。つまり、彼女たちは一人あたり15万円以上かかっているということになります。しかも、高級な振袖は買えば100万円以上するのも当たり前ですから、二十歳の祝いということであればそれだけかかっていても不思議ではありません。  一方、地味な男性諸君はどうでしょうか。ごく一部、赤や黄色などド派手な色の紋付袴姿の連中も存在しますが、大多数の男性新成人は地味な黒色スーツです。  つまり、何が言いたいかというと、女の子は15万円から100万円ぐらいかけてもらえるのに対して、男はスーツを新調してもらったとしてもそんなにはかからない。子供が大切なのは女の子も男の子も変わらないはずでしょう。  ということで、1つ提案します。それは、あなたの子供に男の子が生まれたら、「高級腕時計を1本買う」ということ。  高い振袖を買うというのは、女子が成人した姿を大いに祝うということだけでなく、振袖が嫁入り道具として資産価値を生むという側面もあります。そして、高級腕時計も同じく高い資産価値を保つモノです。嫁入り道具として振袖が機能するように、父から子へ引き継ぐ家宝として高級腕時計はとても良い存在だと思いませんか。
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30万円で買ったロレックスが20年後には…!
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

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