いつまでたっても「調査中」の高速道路。高速はいらないけど貧しすぎる国道は何とかすべき現状
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
2020年の東京オリンピックに向け、高速道路が次々開通するなか、首都圏や首都圏に比較的近い地域にも、いまだ「調査中」の区間がいくつか残されている。
「調査中」とは、何を調査中かというと、ルートを調査中という意味。つまり基本構想はあるが、具体的なルートがまだ決まっていない区間だ。代表的なものには、外環道の東名JCT以南(首都高湾岸線まで)があるが、中部横断道の長坂JCT―八千穂高原間も、調査中となっている。
中部横断道が完成するのはいつになる?
なぜ山梨県側で強い反対運動が起きているのか?
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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