甲子園で、かっ飛ばしそうな強打者5人。センバツは大混戦
―[2019年・春の選抜高校野球]―
いよいよ今年の春の選抜が開幕する。平成最後となる今回の第91回大会は星稜(石川)の奥川恭伸や横浜(神奈川)の及川雅貴などを筆頭にプロ注目の好投手がズラリと顔を揃えている。
一方で、これらの投手陣との対戦をぜひ見てみたい将来有望な強打者も。今回はその中でも特に要注目の野手5人を紹介していこう。
出場校選手中でトップの本塁打数を誇る名門の主砲 東邦(愛知)・石川昴弥(新3年生)
注目の打者筆頭は東海の名門・東邦(愛知)の主将で3番を打つ石川昴弥につきる。右投げ右打ちの石川は投げても最速144キロを誇る、投打の二刀流選手だが、“打”の評価のほうが断然高い。それもそのはずで今大会の出場選手の秋の公式戦と練習試合を合わせた成績を見ると本塁打数13本と長打数36本はともにトップタイ。打率5割2分6厘が2位、打点数58は3位タイ。さらに盗塁数も31で3位タイにつけているのだ。 1年生の秋から打線の中軸に座り、身長185センチ、体重81キロという堂々たる体格から放たれる打球が雄大な放物線を描く右の長距離砲で、打った瞬間に本塁打と分かる打球も多い。その一方で逆方向へも大きい打球を打てる技術も持ち合わせており、投手の側からすると出来れば対戦を避けたい打者でもある。強力打線を牽引するプロ注目の大型外野手
履正社(大阪)・井上広大(新3年生)
“打”のチームが誇る強肩強打の高校生No.1捕手
智弁和歌山(和歌山)・東妻純平(新3年生)
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