ボートレースデビューするならGWの今が一番いい
ゴールデンウィークはボートレース場デビューにうってつけだ
ゴールデンウィークは10連休。ボートレースはゴールデンウィークに合わせて有力レーサーが分散して各地で走るため、
初心者でもトップクラスのレーサーを見る絶好の機会である。しかし、せっかく舟券を買うのなら「勝ちたい」と思うのが人の性。とはいえボートレースはよくわからない、という人のために今回はニコ生やYoutubeで8年にわたり野生の解説者として活動してきた筆者が、レース場で「いきなり初心者脱出」から「舟券プロ」になれるボートレースに必勝法をお伝えしたいと思う。
初心者が歴戦のオジサン達に勝つための「データ」はレース場で手に入る!
全国24ヶ所にあるレース場には必ずインフォメーションコーナーがある。レース場によっては初心者ガイドコーナーがあるところも。まずはそこで「初心者ガイド」を手に入れよう。基本となる用語、舟券の買い方、レースの進み方はまず初心者ガイドを見れば間違いはない。問題はその次だ。「初心者ガイド」はあくまで基礎。ここからいきなり舟券プロになるには当然レベルアップをしなくてはいけない。次の手順は「専門紙」を買うことである。
レース場に実際行ってみればわかるが、多くのお客さんは「出走表」という入り口などで無料配布されている紙を見ながら予想している人が多いはずだ。でも、初心者がそれをマネてはいけない。彼らはすでに
何度もレース場に足を運び、実際に過去の選手のレースを見ているから「知識や記憶の蓄積がある」のだ。そのため、出走表に載っている情報だけで予想ができる……というわけだ。
出走表で予想するのもよいが、どう走るのかまでは読み取れない
つまり、このやり方では
「記憶」や「知識」で差が出てしまう。初心者が勝てる可能性はグンと下がるだろう。そこで初心者にオススメするのは
「記憶」とは真逆の客観的な「データ」で逆転を狙う方法である。
初心者は専門紙のココを見ろ!
しかし、専門紙は「専門」と名がつくだけあって情報量が多い。どれを見ればいいのかなんて最初から分かるワケがないのだが、そのなかで差をつけられるポイントはココだ。
『決まり手』
専門紙の決まり手には1着時の勝ち方=「決まり手」が選手ごとに集計されているコーナーがある(専門紙によってはないものもあるので購入前に聞いてみるとよい。決まり手のない専門紙しかない場合の「奥の手」は後ほど紹介する)。ここで、「捲り(まくり)」「捲り差し(まくりさし)」「差し(さし)」の3項目に注目しよう。
その選手のタイプが「レア」なら「買い」
この「決まり手」の項目から以下の作業をしてほしい。
・「捲り」「捲り差し」「差し」の数で選手ごとに一番多いものをチェック
そして、
・一番多い決まり手が他の選手と被ってない選手(仮にA)
・どの決まり手も多い選手(仮にB)
この2人の2連単、余裕があれば3連単がまずはオススメだ。
2連単なら A-B B-A
3連単なら A-B-その他 B-A-その他 余裕があれば A-その他-B B-その他-A
2人の選手だけに注目してレースを観戦できるので、初めてのレース観戦でも楽だろう。なぜこの買い方がオススメなのか? それはまずAの選手は、ボートレースの着順を大きく左右する最初のターンにて、
誰とも使う技が被らない可能性がある、というポイントを狙ってピックアップしている。Bは単純に腕がある選手だ。多くのベテランファンは記憶を頼りに舟券を買っている。しかし、記憶だけに頼った予想では以下の問題が出てくる。
・印象的な勝ち方、負け方をした時しか憶えていない
・どんなベテランファンも全国すべてのレースを見ているわけではない
つまり、どんなに記憶で勝負しようとしても偏りが生じているのだ。初心者がベテランに勝つには、ココを利用して客観的な勝負をしてみるとよい。
オッズもベテランのファンが作ったものである。意外と配当もついたりする。もちろん、1日賭けてみてアレンジしたくなるだろう。モーター、進入、スタート…予想に必要な他のことに気づき始めたらその時点で、あなたは初心者を脱出している。
おめでとう、ようこそボートレースの世界へ!