更新日:2023年04月27日 10:39
デジタル

アウトドアでも自宅でも使える携帯型エスプレッソマシンの実力は?

屋外でも手軽にエスプレッソを味わえる携帯型メーカー!

ジバラーガジェット

「オーエルジー エスプレッソメーカー」
見た目はプラスチッキーで安っぽく、青いボタンやカップはコーヒーのイメージにそぐわない。また本体は水洗いNG。なので、使用したらすぐにお手入れをして、清潔さを保つ必要あり

オーエルジー エスプレッソメーカー 価格:5399円(税込み)/サイズ:W6.7×D6.7×H21.7㎝/重量:485g  コーヒー好きとして興味はあるけれど、自分で淹れることができなかったコーヒーがある。それは「速い」「特別」という意味のイタリア語を語源に持つコーヒー、「エスプレッソ」だ。  エスプレッソは、極細挽きのパウダー状にした約7gの豆に圧力をかけて、20~30秒で20~30mlを抽出したコーヒーのこと。通常のドリップコーヒーは約10gの豆を使い2~3分かけて150~160mlを抽出する。必然、エスプレッソのほうが、濃厚で深いコクを味わえる。  ただし、圧力をかけて淹れるので、専用のマシンが必要だ。このマシンが概ね高価。また、キャンプや登山を趣味とする私は、アウトドアでも自宅と同じような道具立てでコーヒーを淹れている。  その点でアウトドアに持っていけないエスプレッソマシンは、買う意味を見いだせなかった……のだが、アウトドアでも自宅でも使える携帯型の電動エスプレッソマシンを見つけて、即買いした。  定価は5000円台だが、アマゾンではなんと1580円! もちろん、失敗したくはないが、失敗しても納得できる値段だ。  500mlのペットボトルと変わらない大きさで、重さは485g。同様のマシンには電動ではなくハンドポンプタイプもある。壊れにくさはハンドポンプだが、手軽さを優先して電動を選んでみた。
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今週のジバラー・PONCHO(ぽんちょ)

 電源はUSBケーブルをモバイルバッテリーなどに繋いで使用。充電タイプではないので、使用時には本体とUSBケーブル、バッテリーが繋がった状態になる。これが若干煩わしいのが難点。  しかし、淹れ方は簡単。挽いた豆を本体内のバスケットに入れ、ウオータータンクに約80mlの湯を入れてボタンを押すだけ。モーター音とともに「クレマ」と呼ばれるきめ細やかな泡の立ったエスプレッソが抽出される。  エスプレッソはコーヒー豆のおいしさや香りをギュッと凝縮した飲み物。量も少なく、食後や休憩時にサクッと一杯、寒さで冷える前の温かい状態で楽しめるという点で、実はアウトドア向きだということがわかった。  それにドリップコーヒーよりも、特別感のあるエスプレッソはコーヒー好きの女子受けもいい。アウトドア用のミルクフォーマーで牛乳を泡立ててエスプレッソにのせてカフェラテにして提供すれば、いっそう贅沢な時間を味わえる。
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オーエルジー エスプレッソメーカーのここがスゴイ!
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