大食い女王たちの男まさりの食いっぷり、魔女・菅原、アンジェラ、双子姉妹…
1月12日(日)、テレビ東京が誇る大食い番組『最強大食い王決定戦2020』が放送される。過去2回は女子選手限定の“女王戦”だったが、なんと今回は2017年秋以来となる“男女混合戦”ということで、大食いファンの間では話題で持ち切りだ。
そこで今回は地力で勝る男子選手に負けない“必勝祈願”も兼ねて、’05年春からスタートした『元祖!大食い王決定戦』で印象に残る活躍をした女性大食い選手をご紹介したい。
2代目爆食女王。全日本わんこそば選手権を’07年から3連覇した実力者。全盛期のギャル曽根の前に彗星のごとく現れ、ことごとく優勝を阻止。その一方で自身は’08年春に女王戦で初優勝を飾ると’10年春にかけて番組初の3連覇を達成しており、“歴代最強女王”との呼び声も高い。
その実力と強気のキャラで“魔女”と称されている。女子選手にしては珍しく“アゴ力”が強く、固い食材も軽々と噛み砕いていく。またこのそしゃく力を活かした超ハイペースでの先行逃げ切りを得意とし、男女混合戦での優勝こそないものの、男子のトップ級の選手とはつねに互角の勝負を数々展開した。前々回の『大食い女王決定戦2018』で8年の沈黙を破り、女王戦に参戦するも、アンジェラ佐藤の前にわずかご飯一口差で敗れて準V止まり。だが、前回の『大食い女王決定戦2019』では9年ぶりの優勝を飾っている。
4代目爆食女王で北海道札幌市在住のタレント&Youtuber。この番組には’09年春の女王戦で初登場し4位に終わるも、続く同年秋の男女混合戦では並みいる男子選手を相手に本選すべての試合で1位通過する完全優勝を達成(『元祖!大食い王決定戦』という番組タイトルになってから、男女混合戦で優勝した女子選手は彼女のみである)。
その後、’13年春の女王戦で再び全ラウンド1位で2度目のV。さらに前々回の『大食い女王決定戦2018』では決勝戦で僅差の勝利ながら悲願の“打倒・魔女菅原”を果たし、3度目の優勝を飾っている。ちなみに“アンジェラ佐藤”との呼び名があるがその由来は、歌手のアンジェラ・アキに風貌が似ていることから。のちにご本人の事務所からコンサートのチケットが送られてきたという逸話がある。
’08年春の女王戦で初登場で5位。このときに印象的なロシア帽をトレードマークにしていたことから“ロシアン佐藤”や“恐ロシアン”などと呼ばれることに。アンジェラ佐藤とほぼ同期デビューで背切磋琢磨してきた上位争いの常連者。この番組での最高成績は準Vが2回とあと一歩、頂点に届かずにいるが、すき焼き丼16人前約6.4キロを30分で完食するなど、どんな食べ物でも自慢の大口で丸のみしてしまう姿は強烈な印象を残している。
’15年9月からはYouTubeチャンネル“おなかがすいたらMONSTER!”を開設し、YouTuberとして活動を開始。’19年7月現在でチャンネル登録者数68万人と大人気を誇るチャンネルとなっている。
5代目爆食女王でアイドルグループ『エラバレシ』に所属する現役アイドル。通称“もえあず”でおなじみだ。小柄ながら食べる量と負けん気は人一倍で、最後まで諦めない粘り強さも特徴。この番組では’14年春の女王戦で第3位、続く同年秋の男女混合戦で準優勝と着実に成長し、ついに’15年春の女王戦で初優勝。そこから’17年春まで、魔女菅原に次ぐ史上2人目となる爆食女王3連覇を達成した。
また、’19年3月末にYoutubeチャンネル“もえのあずき”を開設。約7カ月後の10月には登録者数20万人を突破した(とあるトーク番組で長澤まさみが好きなYoutuberとして名前を挙げ、実際にスタジオに登場したことも)。主な大食い記録に60分間で豚骨ラーメン約21杯や45分間で卵かけご飯35杯7キロなど。今や大食いタレントとしては一番の売れっ子であるが、今回の大会には不出場なのが残念。
“魔女”の異名を持つ“絶対女王” 菅原初代
男女混合戦を制した唯一の女王“アンジェラ” 佐藤綾里
“恐ロシアン”とも呼ばれる無冠の帝王 佐藤ひとみ
今大会は不出場も…No.1売れっ子の大食いタレント“もえあず”
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