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1万円でテレワークのイライラを解消!お手軽メッシュWi-Fiのススメ

テレワークでも活躍! 完全無欠のWi-Fiを構築せよ!

ジバラーガジェット

「Deco M4」の2台セットタイプ。メッシュWi-Fiのエントリーモデルなので、機能は控えめだが、スマホで簡単にセットアップできる。最大10台まで機器を増やして、さらに広大なエリアをカバーできる

●TP-Link「Deco M4」(2ユニット) 実勢価格:1万1800円(税込)サイズ:W90.7×D90.7×H190㎜/重量:365g  現代テクノロジーの粋を集めたスマホが、こんなありさまとは……。私はスマホのWi-Fiアイコンを見るたびに不満を抱いていた。我が家では、1階と2階のそれぞれにWi-Fiルーターを設置しているのだが、私が1階から2階に移動すると、スマホは1階のWi-Fiを掴んだまま離さないのだ。すぐ近くにより強力な電波があるというのに!だ。この現象は、ノートPCでも起こり、スリープから復帰すると、わざわざ弱いほうの電波を拾ってくることもある。結果、通信速度はだだ下がり。Wi-Fiをつなぎ直す一手間が本当にストレスだった。  本来、通信機器はより強力なWi-Fiを優先するはずだ。しかし、そうならないのだからしょうがない。このストレスを解消するためにWi-Fi機器のリニューアルを決心した。導入したのがTP-Linkの「Deco M4」だ。これは、2台のWi-Fi機器を設置することで、1つの大きなWi-Fiエリアを作り出せる「メッシュWi-Fi」システム。我が家で言えば、1階と2階に1台ずつ置けば、家中が同じWi-Fiで包まれることになる。
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今週のジバラー・小暮ひさのり

 結果から言うと、これは最高だ! 場所や階を移動しても、最良のコンディションで通信できるようになった。YouTubeを観ながら移動しても映像が止まることもない。  出力が強く、広いエリアを同一のWi-Fiでカバーする。この特性によって、電波が届きづらい「Wi-Fiの死角」をつぶせたのも嬉しい。私はライターという職業柄、自宅作業が多く、書斎、リビング、和室、テラスと仕事場所を彷徨い歩く癖があるが、Wi-Fiの切れ間がなくなったことで、これまで以上に作業に集中できるようになった。昨今のコロナ情勢によって、テレワークに切り替わったビジネスパーソンも多いと思うが、作業場所の確保の難しいテレワークでも、Wi-Fiの死角をなくせれば選択肢も大きく増えるのではないだろうか? 「Deco M4」は2台の機器がセットになっていて、1万円ちょっと。1パッケージで、標準的な一戸建てならおおよそカバーできるため、我が家のようにWi-Fiの切り替えに悩む家庭、そして、テレワークが始まった方々は、このタイミングで投資することを強くおすすめしたい。
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TP-Link「Deco M4」(2ユニット)のここがスゴイ!
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