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Nintendo Switchだけじゃない…家電量販店の「意外なコロナ特需」

 皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に、十数年間務めている店員のスズキです。黒物から白物まで、ジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が、日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。  前回は「家電量販店が独自に行っている有料保証サービスは必要か?」をテーマにお伝えしましたが、今回はいつもと少し趣旨を変えて、「新型コロナによって家電量販店の現場はどう変化したか?」について、皆さんにお話したいと思います。

リモートワーク需要によりネット注目が急増

 ご存じの通り、長引くコロナの影響で、観光・宿泊や外食など、多くの業界が苦境に立たされています。家電量販店も店舗に足を運んでくれる方は大きく減りました。最近は少しずつ客足も回復してきましたが、声をかけられるのを嫌がる方は多いと感じています。
家電量販店

※画像はイメージです

 お客さまの動向を様子見する機会が増えて、現場では歯がゆい思いをしていますが、ネットでの注文が増えていて、幸いにも売り上げは非常に好調です。ここ数か月は前年比150%ほどで推移しています。  冷蔵庫や洗濯機といった搬入や設置をするときに人と接する大型家電は買い替えをしばらく待つ動きがあり、全体的に不調ですが、リモートワークの推進に伴い、新たな売れ筋が生まれてくれました。これまでは一部の人しか興味がなかったWebカメラやマイクといった商品の需要が多く伸びていて、いまだに品薄の状態が続いているようです。
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販売員も驚いた意外なコロナ需要とは?
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関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

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