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家電販売員は知っている「炊飯器の賢い買い方」メーカーごとの特徴も解説

 皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に勤務する現役販売員のスズキと申します。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。第6回目のテーマは「炊飯器を購入する際のポイント」です。

多機能化が進む炊飯器

 今年は新型コロナウイルスによる外出自粛もあり、気軽に外出できないなか、自宅で料理を楽しむ機会が増えていると思います。その影響で家電量販店でも自炊用の商品に関する問い合わせが増えています。  最近の家電は一つの商品でさまざまな用途に使えるものがたくさんあります。前回の記事でちょっとだけ炊飯器のお話をしましたが、炊飯器を使って煮物やケーキなどを作っている方もいるのではないでしょうか。
tacook

クッキングプレートが内蔵されていて炊飯と同時に調理もできるタイガーの「tacook」

 一般的な炊飯器でもご飯以外の調理はできますが、近年はさまざまな調理に対応した多機能な炊飯器が続々と登場しています。煮込み料理や蒸し料理などの機能は当たり前。パンメニューで発酵と焼き調理ができる炊飯器も以前よりもよく見かけるようになりました  タイガーの「tacook(タクック)」のように、クッキングプレートと内なべで同時に調理できるタイプも登場。お米を炊きながらおかずを作ることもできるので、家事の時短と光熱費の節電が行えます
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メーカーによって味にも違いが…
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関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

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