プロ未勝利、28歳で引退した甲子園春夏連覇のエース・島袋洋奨のいま
―[職業 元プロ野球選手]―
2010年甲子園春夏連覇した興南のエース島袋洋奨は中央大へ進学したが、3年秋からイップスにかかったおかげで、甲子園で無双していた姿は蜃気楼のように萎んでいった。それでも2014年のドラフト会議では、ソフトバンクから5位指名され、涙を溜めながら会見に臨んだ島袋が印象的だった。
イップスで苦しみながらもプロ入り
コーチ、ドクターと二人三脚で復活を目指す
1968年生まれ。岐阜県出身。琉球大学卒。出版社勤務を経て2009年8月より沖縄在住。最新刊は『92歳、広岡達朗の正体』。著書に『確執と信念 スジを通した男たち』(扶桑社)、『第二の人生で勝ち組になる 前職:プロ野球選手』(KADOKAWA)、『まかちょーけ 興南 甲子園優勝春夏連覇のその後』、『偏差値70の甲子園 ―僕たちは文武両道で東大を目指す―』、映画化にもなった『沖縄を変えた男 栽弘義 ―高校野球に捧げた生涯』、『偏差値70からの甲子園 ―僕たちは野球も学業も頂点を目指す―』、(ともに集英社文庫)、『善と悪 江夏豊ラストメッセージ』、『最後の黄金世代 遠藤保仁』、『史上最速の甲子園 創志学園野球部の奇跡』『沖縄のおさんぽ』(ともにKADOKAWA)、『マウンドに散った天才投手』(講談社+α文庫)、『永遠の一球 ―甲子園優勝投手のその後―』(河出書房新社)などがある。
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