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『妻、小学生になる。』好演の蒔田彩珠が、父親役・堤真一から学んだこと

いよいよ本日、最終章を迎える『妻、小学生になる。』(TBS)で主演・堤真一の娘役を好演中の蒔田彩珠は、19歳にして数々の女優賞に輝くなど、もっとも期待される若手女優のひとり。

堤真一から学んだこと

蒔田彩珠自身も子役出身で、共演する毎田暖乃に昔の自分が重なるという。 「でも、ののちゃんのほうがしっかりしています。私は、まだまだ。堤さんは『ののちゃんをみんなで支えていこう』と優しさと気遣いに溢れていて、お芝居でも周りを巻き込んでいく。私は自分がどう演じるかばかり考えていた。年齢を重ねて幅と奥行きを出すには、堤さんから学ぶことが本当にたくさんあります」

恋愛よりも今は切ない青春に心惹かれます

蒔田彩珠映画『朝が来る』では我が子を手放す10代の少女を演じるなど、シリアスな役柄が多かったが、今、演じる新島麻衣は等身大に近いとも。 「明るくて涙もろい普通の女子です(笑)。この2年は、お仕事以外はずっと、毎日必ず一本は映画やドラマを観ていました。最近観たなかで印象に残っているのは、『今を生きる』。ロバート・ショーン・レナードが儚くて切なくて、号泣しました」 蒔田彩珠韓国ドラマにもハマりつつあるという彼女に、「ラブストーリーのヒロインは?」と問うと― 「まだ、もう少し大人になってから。それより今は、ロードムービーに出てみたいです」 今を生きる女優・蒔田彩珠は、どんな旅路を歩んでいくのだろう。 【蒔田彩珠】 ’02年、神奈川県生まれ。’12年に是枝裕和監督が手がけたドラマ『ゴーイングマイホーム』に出演し注目される。『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(湯浅弘章監督)、『朝が来る』(河瀨直美監督)などで数々の女優賞を受賞。’21年、『おかえりモネ』に主人公の妹・未知役で出演。出演中のドラマ『妻、小学生になる。』がクライマックスを迎える 撮影/北岡稔章 スタイリング/檜垣健太郎(tsujimanagement) ヘアメイク/山口恵理子 取材・文/宮下浩純 衣装協力/08サーカス ※週刊SPA!3月15日発売号より
週刊SPA!3/22・29合併号(3/15発売)

表紙の人/ トータス松本

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