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24時間営業のファミレスは壊滅状態。首都圏にギリギリ残っているお店を数えてみた

24時間営業飲食店が激減した今、やっている店は?

2023年現在でも「24時間営業」に積極的なジョイフル

2023年現在でも「24時間営業」に積極的なジョイフル

 腕時計投資家の斉藤由貴生です。  私は、“快適さ”を求めて徹底的に工夫するのが好きなのですが、都内に住んでいると、深夜に活動することが最も“効率が良い”思うことがあります。  東京は人が多いため、日中は店も道も混雑する一方、深夜になると“店も道もガラガラ”となるわけです。  そうすると、深夜にクルマで「行きたいところに行く」ということがストレスなく実施でき、「今日はあれが食べたいからあの店に行こう」などと柔軟に行動できるといえます。  また、空いている時間帯の店内であれば、仕事や勉強も、まわりに迷惑かけずにでき、実際そういった使いニーズでファミレスに来ている(と思われる)お客さんは、私が見ただけでも多数派という印象でした。  しかし今、深夜営業を行う店舗は激減。特に24時間営業となると、その数は極端に減っており、かつてのように「どの店に行こうか」という選択肢は極端に狭まっている状態なのです。

「脱・深夜営業」という潮流

 24時間営業の飲食店が減り始めたのは、2019年から2020年になる頃だったわけですが、私は2019年11月の記事「24時間営業のファミレスがない唯一の県はどこ?」で24時間営業のファミレスを調査。その際、秋田県を除く全都道府県に「24時間営業のファミレスが存在している」ということを確かめたわけです。  しかし、今では、大都市東京においても24時間営業のファミレスは“ほぼ無い”事態となってしまっている状態に変化。  2019年末時点で「脱・深夜営業」トレンドがあったわけですが、そこに新型コロナによる緊急事態宣言が拍車をかけ、一気に「脱・深夜営業」が広まり、今となっては深夜を行う飲食店は少数派となっているわけです。  ということで今回は、2023年時点で、24時間営業している貴重なお店(チェーン店)に焦点を当てて見たいと思います。
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2019年頃までの24時間営業事情
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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