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高級腕時計は「親が子供にプレゼントする最高の資産」4つの値上がり例

娘に振り袖を買うなら、息子には高級腕時計を

高級腕時計

写真はイメージです

 腕時計投資家の斉藤由貴生です。  今から6年前、私は「二十歳になる男性に、腕時計をプレゼントするのはどうだろうか?」という提案をしました。  二十歳といえば、成人式がありますが、女子の場合、成人式に合わせて振り袖を親がプレゼントするのは“当たり前”といった風潮があります。  二十歳を迎える女子には「親が数十万円使う」のは当たり前である一方、「成人にあわせて親が子(男)に対して、数十万円使う」などということはそれほど聞きません。  ですから私は、振り袖に使うのと同じぐらいの予算で、二十歳を迎える男性にも、なにかプレゼントしても良いのではないか、と提案したわけです。  そして、その“プレゼント”にふさわしいものこそ腕時計。二十歳の記念として、「ずっと使える」という意味でも、「資産が残る」という意味でも、腕時計は良い選択だと思ったわけです。

6年前に紹介した時計、今いくら?

 さて、その提案から6年が経過したわけですが、それから今にかけて、残念ながら「二十歳を迎える男性に、親が腕時計をプレゼント」という文化はまったく根差さなかったといえます。  多くの親は、依然として二十歳を迎える女性に「数十万円使うのが当たり前」である一方、男性には「そんな予算は使わない」と思っているようです。  しかし私は、腕時計をプレゼントしなかったのは機会費用の損失だったと、あえて声を大にして言いたいと思います。もしも、6年前、振り袖を買うのと同じ予算で腕時計を買っていたならば、いま頃どのようなことになったか、具体例をもってご説明させていただきます。
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6年前のロレックスは100万円以上の値上がり
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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