30歳の介護ヘルパーが「月に100万円」稼ぐ理由。“月収15万円”生活から抜け出した方法とは?
空前の賃上げムードが広がっているが、長らく「稼げない」と言われる業界にも1000万円プレーヤーはいる。なぜ、彼らは逆境を乗り越えられたのか? 収入を増やす知恵と努力にスポットを当てた。
業界平均年収が379万円の介護業界にあって、月収100万円を突破した介護ヘルパーを取材した。
「介護職の処遇改善を進める」
昨年10月、岸田文雄首相が所信表明演説でこう語ったように、高齢化に伴って人手不足が加速している介護業界の賃上げが追いついていない。厚労省が出している’22年度版賃金構造基本統計調査を見ても、平均年入は379万円とわずかな伸びにとどまっているのが実情だ。そんななか、月に100万円を優に超える収入を得ている猛者がいる。
「当時の月収は15万円ですから、今は7倍近く稼いでいることになりますね……」
そう話すのは、深井竜次さん(30歳)。高校卒業後、地元島根県で、保育士の仕事に就いた後、介護ヘルパーの会社に転職。趣味をきっかけに大きく収入を飛躍させた。
「文章を書くことが好きで、『介護』をテーマにブログを書いていたんです。それを2~3年続けていたある日、『ブログは稼げる!』と聞いて。バナーをつけるなどして、サイト化したらうまくいきました」
賃上げが追いつかない介護業界
当時の7倍近い額を稼ぐ介護ヘルパー
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