圏央道で大競争!直結した東名、中央、関越で速いのはどのルート?
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
6月28日に、圏央道の相模原愛川IC~高尾山IC間の14.8kmが開通したことで、東名の海老名JCTから中央道の八王子JCTを経由して、関越道の鶴ヶ島JCTまでが南北につながった。そこで東京西部在住の3人が、週末の夕方、渋滞中の東名・秦野中井ICに集合。万感の思いを込めながら、練馬区の谷原交差点を目指して3ルートで競争してみました!
清水草一=文 Text by Shimizu Souichi
池之平昌信=撮影 Photographs by Ikenohira Masanobu
◆圏央道で東名、中央、関越がつながったので競争してみた!
清水:ようやく、圏央道で東名から関越までが直結されたね……。
担当K:清水さん、しみじみしてますね。
清水:そりゃしみじみもするさ。圏央道は最初の構想から80年ぐらい。これは文字通り世紀の開通なんだよ! つってもまだ半分しかできてないけど。
K:圏央道の東半分って、必要なんですか?
清水:都心から遠すぎるぶん、有用性は低い。圏央道で重要なのは、なんといっても西半分! 湾岸線から東北道までだよ。
イケノヒラ:東京西部に住む我々にとっては特に、ですね。
K:僕は家が三鷹なんで、調布ICから中央道・圏央道経由で東名方面に行けるようになった。これは画期的なことですよ!
清水:厚木とか八王子とか川越のドライバーにとっては、『ついに文明開化が来た!』ってくらいの出来事だよね。でも杉並区在住のオレにはあまり関係ない。だって東名も中央も関越も混むときは混むから、わざわざ迂回する意味はない。これはあくまで国道16号線沿道とかへの福音であって、23区内はほんど関係ないよ。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=680611
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