恋愛・結婚

一緒に見るとSEXしたくなる映画ベスト10

雨宮まみ氏

選者 雨宮まみ氏

 濃厚なエロシーンのある作品から、男女の情愛に溢れた作品まで、さまざまな角度から「SEXしたくなる」要素を吟味してくれたのは、AVライターの雨宮まみ氏。 「女性と一緒に観る場合、露骨なSEXシーンがある作品は避けたいと思いますよね。そういうシーンがあると、どんな男女でもビミョーな雰囲気になりますから、まぁ当然です。でも、そこでヘンな汗をかくことで、初めて二人の関係は一歩先に進むと思うんです」  ポイントは「しっかりSEXシーンがあるけど、それ以上に映画そのものが面白い作品(映画好きにも支持される名作)」を観ること。 「官能映画のエロシーンは“ノーパンで脚を組み替える”みたいなバカバカしいのが多く、笑いに逃げて照れ隠しができちゃうんです。でも、それじゃ何も先に進まない。観賞し終わった後、『ああいう関係ってどう思う?』などと、恋愛やSEXについて一歩踏み込んで語り合いたくなる――そういう映画から、新しい関係は始まるはず」 1位:モテキ 「濃厚すぎるベロチューにモヤモヤ。男目線の胸チラや脚チラ映像には『私もこういう目で見られてるのかも』と意識させる効果が。一歩先に進みたいときの起爆剤に」
モテキ

まさしく「観たあと恋愛を語りたくなる」映画である『モテキ』。ベロチューシーンのエロ度はドラマのほうが上

2位:しあわせの雨傘 オシャレなフランス映画と思いきや。「雨傘工場の経営者の奥さまには“ヤリマン”の過去あり。楽しげな回想シーンに、人生もSEXも楽しんだもん勝ち?と洗脳されそう」 3位:イースタン・プロミス ヴィゴ・モーテンセンの色気がムンムン。全裸の格闘シーンも!「観ると(ヴィゴに限らず)男の太い腕に、厚い胸板に触れたくなる。友人曰く『濡れすぎて滝のよう』」 4位:ラスト、コーション 大戦中の中国が舞台の歴史ドラマ。「ちょっと退屈な前半と、後半のくんずほぐれつなSEXシーンのギャップが刺激的。Mっ気のある女子が観たら、膝から力が抜けるはず」
ラスト、コーション

任務と愛欲の狭間に溺れる女スパイを描いた『ラスト、コーション』。ヒロインのワキ毛も衝撃的!

5位:ディープ・ブルー 海洋ドキュメンタリーだが、「一時期ラブホでヘビロテでした。SEX中のBGVとして最適なんです。観ながらまったりしてきたところでガバッと押し倒すといいですね!」 6位:黒澤清作品(『回路』ほか) 心理的にジワジワくるホラー映画。「一人の家には絶対帰れなくなる怖さ。下心が見えないチョイスなのもいい。対して、絶叫系ホラーはSEXどころじゃなくなるので×」 7位:デスペラード 「今の恋愛って『メールの絵文字をどうするか』みたいな駆け引きまみれ。この映画のラテン男女を見ると、好きな人とSEXするのが恋愛だよな!という原点に戻れる」 8位:アメリカン・ギャングスター 主人公の警官がキッチンでガッツンガッツンやりまくる。「そのワンシーンが頭から離れません! 普通に面白い犯罪映画なのに、なぜかサブリミナル的にSEXしたくなる」 9:キリング・ミー・ソフトリー 男女が交差点の信号待ちでひと目ぼれ。即SEXへ、というのが冒頭から!「石田衣良さんなら『これが男と女の本来の姿』くらい言いそう。短期決戦を挑みたい方へ」 10位:息もできない 韓国映画。他人とうまく関われない、孤独で暴力的な主人公に胸がつまる。「発情というより、『お願い、ぬくもりをちょうだい』。普通の幸せな人間関係を嚙みしめたくなる」 (C)2011 映画「モテキ」製作委員会 (C)Everett Collection/アフロ ― モテるアイテム ジャンル別 ベスト10 【1】 ―
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