中国による主な工作活動

元首相が立て続けに訪中し、APECで日中首脳会談が実現するなど、一見良好になっている日中関係。2年前には尖閣諸島国有化問題などで激しい反日デモが起きていたのが嘘のようだが、雪解けムードの裏には中国共産党のある思惑があった。 ⇒【陳破空氏に聞いた】日本は「5万人の中国共産党工作員」に狙われている <中国による主な工作活動> ●アメリカ…軍事スパイの華僑をFBIが逮捕 ’05年、米軍需企業から得た海軍関連の科学技術に関する情報を中国に渡したとして、中国系米国人4人がロサンゼルスでFBIに逮捕される ●日本…中国大使館の書記がスパイ容疑で出頭 ’12年、虚偽の身分で外国人登録証を取得し、商業活動をしていた疑いで警視庁が中国大使館の書記官に出頭を要請。収入を工作活動に充てていた疑い ●カナダ…カナダの海軍技師が中国に情報漏洩で逮捕 ’13年、カナダ連邦警察が海軍に関する機密情報を中国に漏洩しようとした疑いでカナダ人海軍技師のクィン・クエンティン・フアン容疑者を逮捕 ●アメリカ…NASAの元研究員が情報持ち出しの疑い ’13年、軍事転用が可能な情報にたずさわっていた中国人の元NASA研究員が申告漏れのパソコンなどを保持し空港で捕まる ●アメリカ…遺伝子組み換え種子の商業機密を盗む ’14年、米検察当局が種子開発大手企業の種子を盗んだ疑いで莫雲容疑者を起訴。農場を掘り返す姿が目撃された容疑者の兄弟も前年に起訴されていた ●アメリカ…航空機に関するデータをサイバー・スパイ ’14年、コンピューター・ネットワークに侵入し、ボーイングC-17やF-22、F-35に関するデータを盗み出したとして中国人が連邦裁判所に起訴される 取材・文/SPA!中国特捜班
品性下劣な中国人

なぜ中国人は世界中から非難されているのか? その疑問に陳破空氏が歴史・社会的背景などを交えながら迫る新書が扶桑社より絶賛発売中。愛や皮肉を交え、従来の中国批判本とは違った角度から現代中国人の素顔をあぶりだす一冊


赤い中国消滅

激動の中国を生き抜いた筆者だからこそ知り得た真実のすべて

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