GO TOで海の幸が無料?函館で3泊4日のワーケーションを体験してきた
新型コロナの影響で企業のリモートワーク化が一気に進んだこともあり、注目を集めるようになったワーケーション。旅行やリゾート滞在を楽しみながら仕事をこなすという意味合いの2000年代の米国で生まれた造語だが、ここに来て日本でも政府や自治体が中心になって積極的にワーケーション推進に取り組んでいる。
日頃、取材で地方に行く機会が多い筆者だが、さすがに今年は自粛モード。そんなこともあってこの機会にワーケーションを体験してみることにした。
ネットで情報を集めてみると、北海道函館市のワーケーション情報をまとめた特設サイトを発見。市内各所に個人でも利用可能なコワーキングスペースを数多く用意していたこと、海の幸など食事も美味しいし、観光名所など見どころも多い個人的に好きな街でもあったので滞在先にすることに。
宿はGO TO トラベルキャンペーンで35%割引になるため、普段の出張で泊まるところよりもランクを上げることに。そこで某旅行サイトで検索すると、函館駅前で立地は文句なしの『フォーポイントバイシェラトン函館』が割引適用で1泊4009円。筆者は旅行サイトのプレミアム会員で別の割引も加わっての料金だが、世界有数の高級ホテルグループの宿をこの金額で泊まれるなら得した気分だ。
ただし、函館に到着したのはお昼過ぎ。チェックインの午後3時までまでは少し時間があったため、それまで仕事をしようと訪れたのは、ホテルから徒歩数分の場所にある『はこだてみらい館』。さまざまな最新技術を駆使したコンテンツがある子供から大人まで楽しめる体験型施設だが、施設内のテラスがワーケーション用のスペースとして紹介されていたのを事前にチェックしていたのだ。
利用にあたっては施設入場料(大人300円)が必要だったが、平日の昼間ということもあって館内はガラガラ。想像以上に静かな場所だったので作業もはかどり、Wi-FiとノートPC用の電源もちゃんと完備されていた。
その後、ホテルにチェックインしたが、その際にフロントでもらったのが地元飲食店で使えるクーポン券2000円分。筆者はホテルを別に予約したが、飛行機などとセットでの予約なら全国どこでも6000円分のクーポンが付いてくるのでさらにお得だ。
クーポン券は、函館朝市での翌日の朝食に利用。食事代を大幅に抑えることができ、かなり得した気分になれた。
なお、滞在中はあえて連泊にせず、毎日別のホテルに宿泊。日中、ホテルの客室で仕事ができるのは魅力的だったが、せっかく市内にコワーキングスペースが充実しているため、観光しながらであればこちらのほうが便利だと思ったからだ。もちろん、宿を変えれば、そのたびにクーポン券がもらえるとの下心もあった。
でも、宿泊施設によってはワーケーション向けプランを用意しているホテルもあるので特典をはじめ、滞在期間や費用に応じて検討してみるといいだろう。
街中にあるコワーキングスペースで観光の合間にお仕事
安く泊まれてクーポン券もGET
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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