保育園問題は、日本を破滅へと導く――『ブラック保育園のリアル』著者・脇貴志が提言
また、脇氏は「国民の保育に対する姿勢にも問題がある」と語る。
「今まで保育事故や待機児童問題など、保育をめぐる問題が後手後手だったのも、すべては国民の『喉元過ぎれば熱さを忘れる』という姿勢です。結果、国も『今全国で保育所を急設しても、少子高齢化の未来を考えたら厚生年金会館のような無駄なハコモノに終わるだろう』、待機児童問題自体も、『不毛な議論をしているな』くらいにしか思わなくなっている。出生率を上げる試みや、夫婦共働きができる環境を整えていかないと就労可能人口が将来にわたって確保されず、さらに国力が落ちていくことも考えられます。超少子化高齢化社会を迎える今だからこそ、日本全体の未来を左右する“マクロ的な視点”で保育問題に取り組むべきなのです」
ブラック保育園のリアル』
取材・文/青山由佳 カトウカジカ 高島昌俊 吉岡俊 八木康晴(本誌) 取材/福田悠
― ド底辺化する[保育園]がヤバい! ―
【脇 貴志氏】
アイギス代表取締役。保育園の事故やトラブル専用ダイヤルを提供。近著に『1
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『事故と事件が多発する ブラック保育園のリアル』 あなたの子どもが被害に遭う前に読んでください。 |
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