スマホの普及により、出会いや秘密のやり取りは、かつてないほど容易になった。精神科医のゆうきゆう氏は恋愛インフラの発達が不倫妻を増やしていると指摘する。 「リスクなく気軽に連絡先を交換できるようにもなりましたから、軽い気持ちで教え合って何度かやりとりをし、ふとしたきっかけで親密に……ということが、本来縁遠かった内向的な女性をも不倫に巻き込む要因となっています」 　異性との出会いの間口が広がった今、人妻にとって、「史上、もっとも不倫をしやすい社会」（坂爪氏）が到来したのだ。各誌を賑わせた「新婚なのに妻を放置し、自分の実家に不倫相手と帰省」や「身重の妻を欺き、京都でセックス三昧」などの事例は、同性からしても明らかにゲスい。しかし、この世にはゲス不倫を謳歌している人妻も少なからずいるのである。　＜取材・文・撮影／週刊SPA！編集部＞