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月曜TVウォーズ“ロウ”対“ナイトロ”ぼっ発――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第195回(1995年)

WCWマンデー・ナイトロ番組ロゴ

ライバル団体WCWが毎週月曜夜のプライムタイム新番組“マンデー・ナイトロ”の放映を開始。ついに“ロウ”対“ナイトロ”の月曜TVウォーズがスタートした!(写真はWCWマンデー・ナイトロ番組ロゴ)

 大事件は8.27“サマースラム”(1995年8月27日=ペンシルベニア州ピッツバーグ、ピッツバーグ・シビック・アリーナ=観衆1万8062人)からちょうど1週間後に起きた。

 WWEのライバル団体WCW(ワールド・チャンピオンシップ・レスリング=ジョージア州アトランタ)が9月4日、新番組“マンデー・ナイトロ”を放映開始。WWEの“マンデーナイト・ロウ”と同日・同時刻に“裏番組”をぶつけてきた。アメリカのプロレス史上、前例のない電波戦争としていまなお語り継がれる“月曜TVウォーズ”のはじまりだった。

 WWEの“ロウ”(USAネットワーク=ケーブル)とWCWの“ナイトロ”(TNT=ケーブル)の両番組はどちらも毎週月曜夜8時から10時(セントラル標準時間帯)までオンエアの2時間番組。“ロウ”は1993年1月からスタートした全米中継番組で、WCWはWWEよりも2年8カ月遅れてプライムタイムのテレビ番組製作に着手した。

 “マンデーナイト・ロウ”に対抗しての“マンデー・ナイトロ”という番組名はひじょうにまぎらわしかった。WCWの“ナイトロ”は生中継を新番組のセールスポイントとしたが、WWEの“ロウ”は当時はまだ生中継と録画の併用シフトで番組づくりをしていた。

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WWEはタメ撮りに対し、WCWは生中継にこだわる

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