“サバイバーの怪”HBKが王座転落!――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第234回(1996年編)
20分超の耐久戦となったタイトルマッチは、セッドがショーンのセコンドの“師匠”ホゼ・ロサリオをTVカメラで殴打。場外で失神KO状態のロザリオをショーンが試合そっちのけで気づかい、そのスキにセッドがショーンをハイアングルのパワーボムでキャンバスにたたきつけて速攻のフォール勝ちをゲットした。王座移動シーンを予測していなかったガーデンの観客は一瞬、シーンとなり、この試合結果に戸惑いをみせた。
次回PPV、12.15“イン・ユア・ハウス12”ではセッド(王者)対ブレット(挑戦者)のWWE世界戦がおこなわれることが発表された。ショーンのまさかの王座転落―ブレットのカムバックでどうやら長編ドラマが大きく動きはじめたのだった。(つづく)
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文/斎藤文彦 イラスト/おはつ
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