更新日:2017年06月01日 17:30
ライフ

喫煙者に厳しい街・千代田区エリアで雨風しのげてタバコが吸える場所を調査してきた

 2020年の東京オリンピックをきっかけにした、たばこ規制の新ルールが検討されており話題となっている。 「タバコのない五輪」を目指す国際オリンピック委員会(IOC)の求めに、厚労省は「受動喫煙防止」の観点から、罰則つきの新法の検討を始めているもので、もし法制化が実現すれば飲食店は原則禁煙となる見通しで、居酒屋などで一服する当たり前の光景が一変するかもしれない。  しかし、平成14年11月1日から路上喫煙の過料適用を開始した東京都千代田区は、全国で最も喫煙者に厳しい街であると同時に、たばこが好きなビジネスマンが多い地区ということもあってか、いまだ綺麗な屋内喫煙所が多い。

都心でタバコが吸える場所はここだ

 本記事では、そんな全国に先駆け路上喫煙禁止条例を制定した千代田区エリアを中心に、都心で雨風を凌げる快適喫煙スポットをまとめて紹介する。

神保町:主要ビルを抑えておけ

テラススクエア

 住友商事のオフィスビル・テラススクエアの1F、レストランやファミリーマートなどが入っている並びに屋内喫煙所がある。外からパッと見た感じではわかりにくいが、一般の人にも利用できるようだ。夕方の時間帯は同建物のオフィスで働く会社員で溢れかえっていた。  しかし神保町には大型の商業施設も少なく、無料で開放されている屋内喫煙所はほとんどない。神保町駅A5出口を出てすぐのタバコ屋前のポール内も一応屋根付きなので雨は防げそうではあるが…。

明治大学リバティタワー

 屋外の吹き抜けなので雨風は凌げないが、駿河台下交差点から御茶ノ水へ伸びる明大通り沿いでは、明治大学リバティタワー2Fの喫煙所も利用できる。もちろん、利用者のほとんどは学生だが、夜などは大学職員や付近で働いているビジネスマンも利用しているという。
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