更新日:2022年08月19日 10:03
恋愛・結婚

逃げ恥ブームに新提言!「契約結婚」よりもまず「契約交際」を【コラムニスト木村和久】

 恋愛ができない生活をすると、今度は結婚ができない状態になります。お見合いや紹介システムもありますが、頭でっかちでプライドと理想が高くなるから、話がまとまらない。結婚できないのを加速させているのは、以下の要因があげられます。 ①経済的要因。非正規雇用の増加  契約社員や嘱託社員、アルバイトの非正規雇用が今や全体の半数に迫る時代です。非正規雇用者は年収も低下し、老後の保証も手厚くない。「将来に対する漠然たる不安」ゆえ、自分の生活で精一杯、「結婚なんて無理」と考えている人が多いのです。 ②結婚情報誌などが煽り過ぎ  結婚情報誌とは、めでたく結婚する人々のガイド。でも所詮、勝ち組のイベントに見えてしまう。バブル以降、未だ見栄っ張りなセレモニーを引きずっている。結婚式・新婚旅行・新居の3点新婚セットの壁が越せない人が続出です。 ③家族計画が進まない  夫は働き、妻は家庭に収まるのが未だ理想だと思っている。今のゆとり世代以降の人々は、両親がそうやって生活してたことが多い。ゆえに親の世代と比べて、自分が見劣りしてならない。たとえ結婚して共働きとなると、もはやそれが精一杯。子供を作って育児休暇がもらえる環境にない。というか、育児休暇がある会社に勤めている段階で勝ち組だから。子供はあえて作らない夫婦が多い。
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こんな状況だからこその「契約」
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トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』

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