更新日:2017年11月14日 13:50
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若者による集団暴行事件が多発するワケを推測【コラムニスト木村和久】

○AVの見過ぎ  最近のエロサイトは凄まじいです。以前登録していた動画サイトが未だしつこくメールを送ってきます。何気にサンプル動画を見たりしますが、そこに出て来るAV女優の数に圧倒されます。集団でやる企画物には、10人単位で女性が全裸で行為しまくりですから。こんだけAV出演女性が多いと、感情移入なんかできませんよね。単なる女のハダカ、そして単なる行為の連続です。  AVはストーリー性がほとんどありません。企画ものでの大量出演は、AV女優を個別認識できなくします。そして、単なるモノ扱いとなった女優たち。こういうのを見ていると、女性に愛情を注ぐとか思わないでしょう。裸の女性はイコールやっていいと認識していたら、そら恐ろしいことです。 ○恋愛ドラマのラブシーン減少  最近の小奇麗な恋愛もどきの、映画&ドラマの隆盛は目を見張るものがあります。それは別にいいのですが、代わりにリアルな恋愛ドラマが減っています。しかも、ラブシーンが壊滅的に少ないです。男女が出会って好きになってチューをして、エッチする一連の描写がどこにもない。最近流行ったドラマでも、チューは口を合わせる「小鳥のキス」ですから。「ベラカミ」のディープキスは全くない。つまりまっとうな前戯シーンがないのだから、前戯の仕方が分からない。だから入れるしかないと思ったりして。  恋愛におけるラブシーンは恥ずかしくて見れないし、できないと思っていたら、そら恐ろしいことです。あえてそこを乗り越え、大人の鑑賞に耐えうる恋愛ドラマをラブシーンやベッドシーンを交えて描かないと、いけません。 ○キャバクラよりも風俗  若者にキャバクラは、全く人気ないですね。おさわりなしで延々と求愛行為をするのは、案外大事なことですよ。その代わり、すぐ目的を達成できる風俗が人気とか。コスパはいいけど、これを素人にしちゃまずいでしょ。素人にこそ、キャバクラトークをすべきですから。というわけで、全国のキャバクラの値段を、10分の1にしましょう。そうすれば、全て丸く収まりますって、なんか自分の都合のいい方向に導いているような気がしないでもないですが。
木村和久

木村和久

■木村和久(きむらかずひさ)■ トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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