更新日:2022年08月23日 11:32
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キャバ嬢のギャラ全部暴く【コラムニスト木村和久】

キャバ嬢のギャラ全部暴く【コラムニスト木村和久】 一方、3000円程度の指名料の多くはキャバ嬢の収入となります。加えて、飲んだドリンクの半額バックとかを足して、1日2万円程度を稼げれば、週4日で40万円の収入となります。ちなみに新宿歌舞伎町のカリスマキャバ嬢は一日の指名本数が15本ぐらいあり、それだけで5万円。ゆえに日給10万円程度もらえます。月収200万円で高級マンションに住み「出来る男の見分け方」みたいな本でも出せば、タレントより美味しいかもしれません。  実際は、週4日働いても30万円に届かずというコが多いです。OLの給料よりはいいけど、美容院やエステで女を磨き、服を買えば、すぐにお金はなくなります。  キャバクラを本業にして週5日勤務で月50万円稼いだとしても、ストレスが溜まって、あまり長続きしません。キャバ嬢をやっている限り、結婚はなかなか難しいところですし。同業者との結婚ならいざ知らず、一般人との結婚で披露宴に店長とか同僚のキャバ嬢を呼びづらいです。  そこで話が戻りますが、やはりOLをしながら週1~2回キャバクラで働き、OLとキャバ嬢の月収を合算。月30万円になればいいやと思う人が増えているのです。  再就職するときの履歴書にも、元キャバ嬢という経歴は書かなくて済みます。結婚相手が見つかったときも、昼間の仕事を言えば、相手の親御さんも納得。キャバクラはいつでも辞めれるしと、何かと好都合です。  一般的にはタレントのほうがたくさん稼ぎますが、でも女性タレントだからこそ、将来に対する漠然たる不安があることは拭い切れません。売れてから10年以上活躍するタレントはいったい何人いるのでしょう。次々に若いコがデビューしてきます。悩んだ挙げ句、宗教に救いを求める気持ちはわからないでもないですが。
木村和久

木村和久

 一方、一般女性は経済力のある旦那さんを見つけることが人生を楽に生きる術だと悟ります。というわけで、OLをやりながらキャバ嬢をやっているコは「パパ活」「契約恋愛」「ギャラメシ」などに積極的です。ちゃんと恋愛と経済の共存を理解し、それをビジネスに繋げる術を持っているのです。パパ活系のコは、世渡りが上手です。男の価値は財力と理解していますから。ゆえにパパ活系のコは、見てくれは悪いが、お金を持っている男性と、ちゃっかり結婚することがよくありますね。 ■木村和久(きむらかずひさ)■ トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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