恋愛・結婚

キャバ嬢のギャラ全部暴く【コラムニスト木村和久】

― 木村和久の「オヤ充のススメ」その155 ―

 最近「給料が安い」と嘆くタレントさんが現れて話題になっています。じゃあ手っ取り早く稼げるキャバクラはどうでしょう。キャバクラは、小さな芸能界と言われるほど輝いた女性がたくさんいます。キャバクラから芸能人も輩出してますし。その仕組みと実態を解明しましょう。

 まずキャバクラ嬢が働くにあたり、一番気にするのが時給です。これは午後9時からの時給を指し、「本時給」とか「本給」「9時から~」みたいな扱いで言います。基本の開店時間は、8時が多いです。キャバクラはおやじが食事をして「帰りに一杯飲みながら、若い娘に会いに行きますか」となるから、盛り上がる時間が遅くなるのです。結果、客の少ない8時からの時給は、9時よりは安くなります。

 六本木界隈で、以前は9時からの時給が3000円を下回ることはありませんでした。しかし、最近のトランプ相場の活況はキャバクラに届いていません。9時からでも2000円台の時給が存在するようになり、以前よりは稼げないのです。

 キャバクラで働くとき、まずは3日程度の試用期間があります。体験入店というシステムで、お互いお試しをするわけです。そのときは日払いで約1万円程度もらえます。

 そこで店は、キャバ嬢の人気などの評価をし、いよいよ契約となります。

 契約時の時給は、一週間に何日出勤できるかの「シフト」次第です。通常は週に4日以上勤務するなら、時給3000円出すとかね。シフトのルールは結構厳しく、週3日しか出ない場合はペナルティの対象になります。しかし、今週3日の代わりに、翌週5日出ればよいという、救済策はあります。

 ところが最近、週4日以上出勤できるほぼ専属のキャバ嬢が激減。週2日、なかには週1日というコが増えています。つまり、昼は仕事をしているけど、収入が足りないから、アルバイトをするのです。しかも、片手間でやるほうが初々しくて可愛い。お客さんも滅多に会えないから、ますます燃えます。ゆえに可愛いコには「週1回の出勤でも、時給3500円出すから来てよ」となるわけです。

 最近のキャバクラは、お客さんの数とキャバ嬢の数をしっかり調整するようになりました。やたらキャバ嬢ばかりたくさんいても、店側は赤字になります。そこで考えたのは「待機時給」というシステム。つまり、お店にいるけど、お客さんと接客をしていない「お茶をひいている」時間は時給を下げるやり方です。ほかに、シフトが入っていても、当日指名してくれる「予約指名」が入らない場合は「出勤調整」と称し、休みにさせられます。

 要するに、キャバ嬢は常に呼べる常連さんを抱えているかが重要です。キープ客がいない場合は、外見だけで「あのコ可愛いね、呼んでよ」という「場内指名」をされるかが勝負となります。

次のページ 
専属のキャバ嬢が激減している理由

1
2




おすすめ記事