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一周回って旬なキャバ嬢の源氏名を予想してみた【コラムニスト木村和久】

 やがて2010年ぐらいになりますと、「あゆ」にとって代わるのが「のぞみ」です。その頃は世界美女ランキングなどが発表され、「のぞみ」の名前のタレントさんもランクインし、ますますのぞみ人気に拍車がかかります。これは業界の大きな流れ、雰囲気的なものですから外す場合もあります。 「この店に『のぞみ』ってコいるの? 呼んでよ~」と、リクエストして現れたら「なんでお前が、のぞみなんだよ~」となってしまうケースもあります。それはあしからず。  そして現在は、混沌とした源氏名ブームで強いて言うと「すず」や「みれい」とかね。これこそ一周回って新しく感じる名前じゃないかなと。  ちなみに松たか子がブレイクしたときは「たか子」という名前のコで和風美人みたいな存在のコはいましたが、それは少数です。松たか子もいたが、当時は土井たか子もいたから。使われ方は微妙です。 「ひなの」という名前も可愛いコの代名詞です。けど、呼びづらいし「ひなの」にしちゃうと、イメージが限定されてしまう。ゆえに「ひな」という源氏名が代わりに流行りました。  そもそも源氏名は、源氏物語から由来しております。源氏物語の登場人物の9割以上が仮の名前だったのです。それから仮の名前を源氏名というようになりました。氏素性を名乗らなくていい、都合の良さは今でいうとネットのハンドルネームでしょうか。  これがヨーロッパの貴族階級になると、セレブが好んだ「仮面舞踏会」、マスカレードになります。仮面で顔を隠し、氏素性を名乗らなければ、あとは欲望のおもむくままに魅惑の夜を過ごせたのです。  というわけでキャバクラの源氏名も、本名じゃないからこそ大胆になれるってものです。  個人的に今年流行るであろうキャバクラの源氏名を挙げるとしたら、ずばり「あやみ」です。もちろん、目下売り出し中のちょ~可愛いモデルの「中条あやみ」から由来しているのですが。古風でかつ新しく、昔の和歌集に、出てきそうな言葉の響きがたまりません。今度キャバクラに行ったら、「この店に、『あやみ』ちゃんっている?」と、聞いてみましょうか。すげえ可愛いコが登場してくる確率が3割、外すのが2割、そんなコいませんが4割。残り1割はお歯黒の平安美人が登場って、ネタですか? これは。  蛇足ながら、アカデミー賞に対抗してラジー賞(最悪映画賞)というのがありますが、ラジー賞的源氏名を挙げるとしたら、もちろん「ノラ」です。
木村和久

木村和久

 これはワンレンに肩パットの入ったスーツで決め、片手にでかい携帯を持って「シモシモ」と言いながら登場しないと。ウケはしますが、指名は取れるのか?、やはりショーパブでやったほういいのかもしれませんね。 ■木村和久(きむらかずひさ)■ トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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