列席者は見た![痛い結婚式]のバカ度 ―受付・席次編―

気配りどころ――
【受付・席次】

席次は新郎新婦の常識が試されます。また、会場にお見えになった人を最初にお招きする受付も同様。失礼なきようにしたいもの。大役ではありますが、ハレのよき日、お友達は喜んで引き受けてくれるでしょう――


 あちらを立てればこちらが立たず。披露宴の席次は新郎新婦の悩みどころのよう。試行錯誤の末か、「高砂の真ん中に、新婦の愛犬の大型犬が座っていた」(31歳・女・翻訳)なんていう迷走もあったが、笑えるだけまだいい。

「披露宴の席次表の名に一流企業の人だけ、肩書きが書かれていた」(33歳・男・ソフト開発)など、会場入りしてすぐに、ビミョーな気持ちにさせられる式がある。

 最近多い、席札の裏の手書きメッセージも、「隣の人と見せ合いっこをしたら……、その人には、学生時代の思い出などがギッシリ書かれていたのに、私のほうには『楽しんでいってね』と殴り書きの一言だった」(28歳・女・製造)なんて話も。わざわざ手間をかけて、列席者を不快にさせては本末転倒。人は雑に扱われることに敏感なのである。「呼ばれて行ったのに、座席表に名前がなかった。会場の人が慌てて席を作ってくれたが……」(29歳・男・SE)なんてことになれば、明らかに今後の付き合いにも陰をおとす。

 また、女性からはこんな報告も。「新婦の友人で結婚式に出席したら新郎の会社の人と同席で、2次会合コン状態で辟易。後日、『いい人いた?』『メアド交換した?』とまで言われた」(25歳・女・人材)と、幸せな二人からの“大きなお世話”に立腹する声があれば、「隣の席の新婦の叔父が異常に酒癖の悪い人で、ずっと絡んできた。後日、新婦が『私たちなら別にいいか』とその席次にしたことが発覚し激怒」(31歳・女・製造)と便利に使われたことへの憤りも。

 結局のところ、新郎新婦が「祝ってもらって当然」とばかりに人の好意に甘えすぎると顰蹙を買うわけで、それが顕著なのが受付係。「会社の先輩の結婚式へ出席。受付を頼まれ、事前に言われたとおりにご祝儀をご両親に渡したのだが、新郎父は私を一瞥しただけでお礼の言葉もなし。来賓に対しては『息子は社会人として立派に……』なんて話していて、もとより仕事のできない先輩だったが、この親にして……と妙に納得した」(27歳・女・商社)なんて話はザラ。

「花嫁の介添え、1次会と2次会の受付を頼まれ、ほとんど食べる間もなく働いて、新婦からは『ごめんね~』の一言だけ。しかも、ご祝儀に3万円、2次会会費に1万5000円もとられた。友達を利用して節約した分で、自分たちはモルディブへ豪華新婚旅行。あんなジコチューな友達、結婚式でコキ使われる前に縁を切っておけばよかった」(31歳・女・金融)。

 一生の伴侶を得て、一方で大事な友達を失うこともある、みたい。

― 列席者は見た![痛い結婚式]のバカ度【2】 ―




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