松居一代騒動で学んでおきたいED薬とカツラの正しい知識【コラムニスト木村和久】
―[木村和久の「オヤ充のススメ」]―
― 木村和久の「オヤ充のススメ」その171 ―
今やワイドショーの女王となった松居一代さんですが、この騒動で一番喜んでいるのは、安倍政権だったりして。なるべくそっちに話題が振られると、モロモロ助かるって感じですかね。
松居一代さんは週刊誌の取材などで「バイアグラ」「カツラ」に関していろいろコメントをされているようだけど、オヤジ界の回春評論家としてはその情報を整理し、正しく提供したいと思います。
まず松居さんが公表したED薬のバイアグラ100㎎関連情報ですが、基本的に量が多いです。日本人向けには25㎎、50㎎で充分です。しかも、100㎎は日本では正規に販売されおらず、海外の並行輸入ものか、誰かに頼んで仕入れてもらった可能性が高いです。その人が気を遣って量の多いものを渡したのでしょうか。もはや松居さんが話すことの真相はどうでもよくて、これを機会に正しいED薬の処方を考えましょう。
日本ではバイアグラのほかに、レビトラとシアリスがED薬として有名です。各錠剤とも、持続時間などが微妙に違い、ニーズによって使い分けができますが、なんと言っても、今はバイアグラの一人勝ち状態です。
それはなぜか? 唯一ジェネリック製品があるからです。バイアグラは最近、物質特許、用途特許が切れ、ジェネリック医薬品の発売が可能となり、2014年から格安製品が数社から販売されています。通常25㎎で1300円程度なのに、ジェネリック製品だと400円程度になります。約3分の1の価格は、驚異です。そういう意味で、バイアグラが一番コスパが取れているのです。
入手方法は、雑誌などで宣伝しているクリニックに行って、医師と面談し、処方してもらうのが無難です。「最近、下半身が踏ん張り効かなくて」とボヤけばいいのです。
「どれどれ、ズボンを脱いで見せて下さい」とはなりませんから、ご心配なく。1回処方してもらうと、次回からは診察券を出せば、自動的にもらえることが多いです。「処方は一時の恥、立たぬは一生の恥ーー」。ぜひお試しあれ。
植毛からカツラまでしっておきたい豆知識
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