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『鷹の爪』FROGMANの無茶過ぎるチャレンジ アニメを作りながら週4日計16時間のラジオパーソナリティに

 AI(人工知能)が人間の仕事を奪うと言われるなど、AIへの関心が高まる昨今。TBSラジオがAIをテーマにした番組を2017年10月3日にスタートさせた。番組の名は、『THE FROGMAN SHOW A.I.共存ラジオ好奇心家族』。毎週火曜日から金曜日、17時50分~22時に渡って放送され、MCのFROGMANがAIのペットと共演する。

 FROGMANと言えば、フラッシュアニメ『秘密結社 鷹の爪』の生みの親で、作品の監督・脚本・原案・声優をほぼ1人でと務めるマルチクリエイター。『鷹の爪』を制作するDLEに所属し、同社の取締役CCOを務めている。多忙を極めるなか、なぜ平日の5日間、しかも約4時間も拘束される生放送のラジオの仕事を受けたのか。FROGMANと10年来の付き合いのある筆者にはある疑惑が浮かんだ。

 正直、もうフラッシュアニメは作りたくないんだろうな、と……。

 そんな疑惑を、「たしかにフラッシュアニメはちょっと飽きてはいますが(苦笑)、今後も作り続けますよ!」と否定したFROGMAN。「ぶっちゃけ、会社はいい顔をしませんでしたが、仕事には穴を空けないという約束で、ちゃんと許可をもらっています。まだ詳しいことは言えませんが、新しいフラッシュアニメのプロジェクトもちゃんと動いています」

 10月から半年間、日中は会社員、夜はラジオのパーソナリティーの二足の草鞋を履くというFROGMAN(もともと監督・脚本・原案・声優をこなしていたので、二足以上の草鞋になるが)。なぜいま、ラジオのパーソナリティーにチャレンジしようと決断したのか?

「オファーを受けたとき、TBSラジオのパーソナリティーをやれるのは、この機会を逃すと二度とないんじゃないかと思いました。僕は小学3年生のときに吉田照美さんの『てるてるワイド』に出会って以来のラジオ好きですし、チャレンジしてもマイナスにならない。むしろ僕がメディアに出ることによって、作品を取り上げてくれる機会が増えると思うので、絶対にやったほうがおいしいなっって(笑)」

「平日終わらなかった仕事は、土日出勤してやればいいんですよ」とあっけらかんと話すFROGMANの姿に、筆者は『鷹の爪』がヒットした11年前のことを思い出した。当時多忙を極めたFROGMANは、会社に300連泊するほど過酷な生活を送っていたのだ。

「まさに当時に戻りたいんですよ。あの頃の僕は、子どもと遊んでいるときに寝ちゃうくらい疲れていました。でも最近は、ぜんぜん眠くならない。それならもっとやれるんじゃないか、もっといけるんじゃないかという気持ちが強くなって。僕は今年で46歳になりますが、無理をできるのはおそらくこれが最後。いまならまだ、めちゃくちゃ忙しかった、あの狂乱の時代をもう一度体験できると思います。ただ、残念なことが1つあって。周囲からは『漫画家のやくみつるさんのポジションを狙っているんですか?』と言われるんですよ。そんなことはないですから!(笑)」

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FROGMANはバットマンが本当に好き!?

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『THE FROGMAN SHOW A.I.共存ラジオ好奇心家族』
放送日時:毎週火曜日~金曜日 17:50~22:00
メインパーソナリティ:FROGMAN
日替わりパートナー:TBSアナウンサー古谷有美、伊東楓、宇垣美里、日比麻音子
人工知能犬:ドッチくん(会話特化型音声A.I.)
※技術協力:Jetrunテクノロジ株式会社/企画協力:電通
https://www.tbsradio.jp/kazoku/

『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』
2017年10月21日 全国ロードショー
http://dc-taka.com/

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