そんなFROGMANが監督・脚本・原案・声優を務めた映画『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』が、2017年10月21日に全国で公開される。本作は、『鷹の爪』の総統や吉田くんが、世界的ヒーローのバットマンやスーパーマンと共演するうえ、山田孝之（バットマン役）や知英（ハーレイ・クイン役）、安田顕（ジョーカー役）といった、超豪華キャストが出演する話題作だ。 　しかし、初号試写に招待されたバットマン好きの筆者は、ここでもある疑惑が生まれた。作中では、バットマンの誕生のきっかけになったブルース・ウェインの両親が殺されたシーンを、これでもかというくらいいじり倒しているのだ。FROGMANは、インタビューでバットマンについて熱く語っていたが、本当にバットマンを愛しているのだろうか？ 「そんなことはないですよ！　あのシーンは、僕らとしてはカットしてもいいかなと考えていました。でも、DCサイドのウケがよくて『ぜひ残してほしい』と言われて。映画を見て腹が立ったファンの方は、僕らではなく、DCに文句を言ってください！（笑）」 　FROGMANの手により、バットマンの両親がどのような最期を遂げるのか。そして、未来のブルース・ウェインにどのような影響を与えるのか。衝撃、もとい“笑撃”の展開は、ぜひ劇場で確認してほしい。 取材・文／黒田知道　織田曜一郎（週刊SPA！）　撮影／市原浩二