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2017年オヤジ界を賑わせたベスト10

6位 過労死  売れ過ぎて、睡眠時間がなくなり、過労死した芸能人はいない。要するに充実した過労というのは、結構体が持つんですよ。今言われている過労死は俗にいうブラック企業が仕事を押し付けたり、イジメをしたりの過労死ですよね。  オヤジ界にとっては窓際社員がほとんどですから、過労死問題で胸を痛めつつも、次なる貧困死、孤独死の方が気になってしょうがない。どちらも深刻ですけどね。 7位 インスタ映え  オヤジはインスタをさほどしませんから、あまり関係ないです。これは小学校のときの夏休みの絵日記のプレッシャーと似ています。子供が学校でイジめられるから、絵日記用にハワイ旅行をしたとか、そういうことをオヤジ世代の父親はやってたわけです。  これがインスタ戦争に突入すると、毎日が絵日記状態です。ガヤの人を雇い「いいね」もお金で買う、不毛な戦いに突入しているんですなあ。オヤジでいて良かった。インスタのプレシャーをスルーできますから。今の若いコは幸せなのか、幸せそうに見えるだけなのか、謎ですね。 8位 トランプ大統領  なんだかんだ言ってオヤジたちはトランプ大統領のことが好きです。あれだけ嫌われつつも、全くめげずにツイッターで反撃しますから。あの精神的図太さは常人の真似できるものではありません。現在、あらゆる問題に直面しています。これをどう乗り切るのか、固唾を呑んで見守りたいと思います。 9位 ひよっこ  昭和30~40年を生きてきたオヤジ世代にとって、NHKの朝ドラの「ひよっこ」は、まさに直球ストライク。毎日かぶりつきで見ていました。まさか有村架純が集団就職で東京に行く娘の役で登場するとは。あれだけ可愛いと、身を持ち崩して水商売などをやるのが世の常なのに。けど朝ドラは、綺麗に美しい、青春群像に仕立ててくれた。「青い山脈」の頃が懐かしい~って、古すぎだよ。 10位 アウフヘーベン  小池都知事もわけのわからない言葉を使いだしたら、終わりということです。巣鴨あたりのお年寄りにも、理解できる言葉を使いましょう。それが都民目線で都民ファーストの精神じゃないですかね。
木村和久

木村和久

■木村和久(きむらかずひさ)■ トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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