ヤクザは今の若者にどう見えている?「なぜ存在しているのかわからない」
出来事やモノの評価はいつの世も移ろうもの。中年にとっての重大事件やノスタルジーは、若者にはどう見えているのか!?
『アウトレイジ』のようなヤクザ映画が、製作されなくなって久しい。’08年に暴対法も施行され、昔ほど馴染みがなくなったなか、ヤクザ像は若者にどう映っているのか?
暴対法が奏功しているのか、基本的には「迷惑な存在」(男性・学生・22歳)、「全員死刑で」(男性・会社員・25歳)とヤクザに憧れを持つような声は一切なかった。その代わり、イメージしづらいゆえの戸惑いも多かった。
「なぜ存在しているのか、わからない。銀行口座すらも開設できないなんて、どう生きてるのか不思議」(主婦・24歳)
「いまだにドラマや映画で面白おかしく、または格好良く描かれるのが理解できない。貧困とも関係があるように思う」(女性・学生・20歳)
「結局何なのかよくわからない。 もし出会ってしまったら、どうすればいいのか? 何が悪いのか? といったことがわかるツールがあればいいと思う」(女性・アルバイト・25歳)
現在は半グレなどに取って代わられているが、「いわゆる任侠道は今はなく、弱者から金銭を巻き上げる絶対悪」(男性・学生・22歳)と、冷静に分析している声もあった。
アンケート協力/リサーチプラス
― [中年vs若者]あの出来事をどう評価したのか ―
ヤクザや暴力団は今の若者にはどう見えている?
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