転売にも積極的な海外のチケット事情――あえて最前列の席を売らないアーティストも
―[「チケット転売」の裏側]―
大手チケット売買サイト「チケットキャンプ」のサービス停止を受け、あらためて注目されるチケットの高額転売。800億円規模になるとみられる転売市場では、悪質な“転売ヤー”と興行・アーティスト側とのせめぎ合いが続いている。世界各国で年々深刻化している転売問題。果たして海外ではどのような対策がなされているのか?
転売にも積極的な海外のチケット事情
今年6月に行われるサッカーのロシアW杯では、ビザなしの入国権がついた「ファンID」が導入された。各試合のチケットと、顔写真の載った同IDが紐づけられており、両方なければ入場できないという仕組みだ。
エンタメ大国アメリカでは、アメフト・野球・バスケ・アイスホッケーで、こんな取り組みも。
「年間通して席を確保できるシーズンチケットの保有者は、申し込み・発券しなかった試合のチケットを『スタブハブ』などの売買プラットフォームで公式にリセールできます。定価以下が上限なので、高額転売は不可能。来られなかった場合の空席も埋められます」(在米音楽ディレクター)
国内ではJリーグのセレッソ大阪がいち早く「スタブハブ」との提携を始めている。
あえて値段による格差を強調
―[「チケット転売」の裏側]―
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