ブーイングを覚悟していた! ノア・清宮海斗、大変貌の真相――小橋建太の青春おすそわけ#21<清宮海斗vol.1>
――清宮選手はいまのところ、諦めそうになったり、壁にぶつかったりしたことは?
清宮:いまのところはないです。まだ壁ばかりで、毎日この壁を壊せるかという段階だと思います。小橋さんのようにチャンピオンになったり、背負うものが大きくなったりしたときにいろいろあるかもしれないですけど、いまは挑戦するだけですね。
小橋:21歳のときは俺もそうだったよ。前しか見ていなかった。いまは前に進むしかない。清宮はポジション的に重要なところにいるからね。
――「再生」を掲げているノアにとって、清宮選手はキーパーソンですよね。
小橋:いまのフレッシュさに加えて、これからは重厚さとか輝きとか、いろんなものをまとわなければいけなくなってくる。その過程をファンのみんなは見られるわけだよ。清宮と一緒に上がっていける。俺のファンになってくれた人たちも、「小橋と一緒に駆け上がった」と言ってくれる人が多いんだよね。俺は会社の強いプッシュがあったわけでもないし、実績があったわけでもない。ファンのみんなの応援があったから、一緒に駆け上がっていけたんだと思う。そういう応援を、清宮にも大事にしていってほしい。
清宮:僕はまだ21歳という年齢なので、ファンのみなさんと一緒に大きく成長していきたいなと思います。
※次回公開のVol.2に続く
【PROFILE】
●清宮海斗(きよみや・かいと)
プロレスリング・ノア所属。’96年7月17日、埼玉県さいたま市生まれ。幼少期にテレビで見た三沢光晴に憧れ、プロレスラーを目指す。高校卒業後すぐ、プロレスリング・ノアに入門。2015年12月9日、ディファ有明大会にてデビュー。2017年6月、海外遠征のためカナダへ出発。同年12月22日、後楽園ホール大会で凱旋帰国。GHCヘビー級王座挑戦を表明し、翌1月6日、チャンピオン・拳王と熱戦を繰り広げた。敗北したものの、その後次々とノアのトップレスラーたちとシングルマッチを行い、期待が集まっている。Twitter:@noah_kiyomiya ノアHP:www.noah.co.jp
●小橋建太(こばし・けんた)
(株)Fortune KK代表取締役。’67年3月27日、京都府福知山市生まれ。’87年6月、全日本プロレスに入団。“プロレス四天王”と呼ばれるレスラーの一人。2000年6月、プロレスリング・ノアに移籍。’03年3月、GHCヘビー級王座獲得。13度の防衛に成功し、“絶対王者”と呼ばれる。’06年6月、腎臓がんが発覚するが、2007年12月、奇跡のプロレス復帰を果たす。’13年5月11日、引退。現在はチャリティーや講演会など、幅広い活動を続けている。Twitter:@FortuneKK0327
構成/尾崎ムギ子 撮影/橋本勝美
尾崎ムギ子/ライター、編集者。リクルート、編集プロダクションを経て、フリー。2015年1月、“飯伏幸太vsヨシヒコ戦”の動画をきっかけにプロレスにのめり込む。初代タイガーマスクこと佐山サトルを応援する「佐山女子会(@sayama_joshi)」発起人。Twitter:@ozaki_mugiko
■「プロレスリング・ノア」大会スケジュール
4月29日(日) 17:30 新潟市体育館
5月4日 (祝/金) 18:00 東京・後楽園ホール
※その他の日程は www.noah.co.jp をご覧ください。
■小橋建太完全プロデュース興行第5弾 『FortuneDream5』
http://www.fortune-kk.com/pages/20180611.htm
【開催日】2018年6月11日(月)
【開場時間】17時30分
【開始時間】18時30分
【会場】東京・後楽園ホール
■高山善廣選手応援「TAKAYAMANIA」の募金は小橋建太・FortuneKKでも受け付けております。
500円から募金を受け付けております。皆様からお寄せいただいたお気持ちは小橋建太が責任を持って全額高山選手にお渡しいたします。
https://tsuku2.jp/ec/viewDetail.php?itemCd=06950341210790
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