雑学

「全身1色」でおしゃれに見える。ベストな1色を選ぶなら?

【モードをリアルに着る!オム Vol.9/小林直子】

 モード風のスタイルの1つに、オールブラック、オールホワイトなど、「全身同じ色でそろえる」というものがあります。ウィメンズでよく見られるこの手法はヘッド・トゥ・トウ・カラーとも呼ばれ、メンズのコーディネートでも頻繁に出てくるスタイルです。

 このヘッド・トゥ・トウ・カラーは、モードっぽいスタイルが簡単にでき上がる割には、オールブラック以外は、実際にやっている人が少ないので、あからさまなファッション好きに見られたくなはいけれども、ほかの人よりおしゃれに見せたい、そんなときにお勧めのスタイルです。

エンポリオアルマーニに学ぶ全身ネイビー


 2018年春夏のエンポリオアルマーニのコレクションは日本がテーマ。袴風のボトムや屏風の絵柄、そして何より多彩な紺色のバリエーションなど、オールネイビーを学ぶにはうってつけのコレクションでした。


 全身1色で構成するスタイルを成功させるには少しばかりのコツがあります。それは「素材感をずらしていくこと」です。

 例えば同じコットンを使うとしても、デニムなどの綾織り、ポプリン、サテン、ニットなど、織り方や質感、表面の形状などを変えていきます。そのことにより、単調になりがちな1色だけのスタイルに変化をつけます。またよりもっとモードへ近付けるためには、使う素材をコットン、シルク、麻、ポリエステルなどとずらします。そうすることで、全体にメリハリをつけ、面白さを演出します。



 では実際、どのように作っていけばいいのか考えていきましょう。

ブルージーンズに合わせるシャツは?


 多くの人が、例えばブルージーンズやチノパンツなどのネイビーのアイテムはもうすでに持っていると思いますので、そこからどうやってオールネイビーを作ればいいか考えましょう。

 ボトムがブルージーンズやチノパンツだとしたら、それはコットンで綾織りですから、トップスは同じネイビーで綾織りでないものにします。ですからメリヤスのTシャツでも、ポロシャツでもOKですし、コットンブロードのシャツでも構いません。

 これに上着を羽織るとしたら、サマーウールなどの疏毛のウールやリネンビスコースのテイラードジャケット、もしくはポリエステル製のウィンドブレーカーやレインジャケットでもいいでしょう。よりカジュアルで今風にしたいのなら、ポリエステルサテンのボンバージャケットやスエードのジャンパーを選ぶのも面白いでしょう。

 そんなふうに考えて、自分が既に持っているネイビーのアイテムを構成したり、足りないものは買い足していきましょう。

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そのときに1つ疑問が…

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わたし史上最高のおしゃれになる!

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