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仮想通貨1000万円盗まれた話、漫画化が決定――「お金0.0」ビットコイン盗まレーター日記〈第14回〉

 約1000万円近い仮想通貨を盗まれた出野達也(23歳)。約3か月前に始まった当連載の第1回目は大きな反響を呼ぶ……が、SNSのコメントの大半が「自業自得」「タダの馬鹿」という批判だらけであることに出野は気づく。批判があるうちはまだマシ。でも、批判自体がなくなったら……!?「お金0.0」、連載14回目。あきらめたらそこでオワコン。ラストの重大発表をお見逃しなく!

仮想通貨で1000万円稼いだ若者を襲った悲劇のお話 第14回 どこ住んでんの?

——-先週からのつづき

凄い。凄すぎる。

僕の物語をこんなにたくさんの人が読んでくれている。あれ?でも…え…?あー…れ?


「Aさん」
有名実業家のA
「なぁに?」


「【面白い!】と言ってくれてる方が1割【自業自得】と言う方が2割【タダの馬鹿】とおっしゃる方が3割、無言RTの方が1割といった感じなのですが、つまるところ、僕は自業自得のタダの馬鹿。ということでよろしいでしょうか」

A
「比率的な評価から言うとそうかもね。ただ、そういうことを言う方々は物語を持っている者に対して常に妬みの感情があるので、これから先も熱心に読んでくれるファンだと思います。逆に彼らから何も言われなくなったらそのときは…」


「そのときは…」

A
「オワコン」


「………」

A
「あ、それはそうと、今日B(有名実業家)さんと銀座のバーで飲むんだけど、来る?」


「え!?いきます!!!!!!!!!」

A
「もうひとり来るけど、まぁ、現地で紹介する。ヌハハハハハ」

―――

――



銀座。おとなの街。

AさんとBさんは銀座のバーにいるという。前に見たテレビで、銀座という場所には座って5万円という店があると聞いたことがある。

そのことをAさんに伝えると

A「そういうんじゃないから」

とのこと。

とはいえ指定された場所は間違いなく銀座。そしてはじめてBさんに会うこともできる。

Bさんはどんな人だろう。今までのやりとりだと、Aさんよりも優しくてまるで兄さんのような感じ。爽やかで、頼りがいがあって、マンに例えたら食パンマンだ。

指定された時間に銀座に着いて、Aさんにメッセージを送ったらすぐ返事が来た。

A
「ゴメン。もちょっとだけ仕事の話あるから、そこらへんのローソンで時間つぶしてて」

まただ、起業家は平気でルールを変えに来る。そしてなぜ僕がいまローソンの前にいることさえも見抜くのか。

なんかGPS的なものを着けられてるんじゃないだろうか。

あるいは、そもそもビットコインを盗んだのはこの人なんじゃないだろうか。

そんな疑念が浮かびはじめてから1分後、Aさんから連絡が入った。

A
「来てイイヨー」


「わかりました!!!」

ローソンから徒歩2分の道を30秒で駆けつけると、階段の先にその店があった。

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「いらっしゃいませ~」

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速報!!!
なんと「お金0.0 / ビットコイン盗まレーター日記」の、コミカライズが決定しました!

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