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原因は志村どうぶつ園!? 最近クラウドファンディングの検索数が増えていた理由

検索数が増えたのは『志村どうぶつ園』が原因だった!

 最近、クラウドファンディングの検索が盛り上がっているのは日テレで放送されている『志村どうぶつ園』が原因だった。番組内で取り上げられている過疎化した動物園の再生プロジェクトがMakuakeでスタートしていたのだ。

イノシシ牧場を建設するためにクラウドファンディングを活用した東筑波ユートピア

 6月30日から60日間の募集を行っており、残り44日(7月17日現在)。目標金額は4000万円だが、実はもうクリアしてしまっていて、4569万9000円(7月17日15時現在)となっている。1万人以上が応援したのだ。

 内訳を見ると、8割ほどの人がビデオメッセージのみのリターンを申し込んでいる。通常は入場券や年間パスポートを購入するはずなのだが、今回は想いに賛同し、応援するというクラウドファンディング本来の役割を果たしたようだ。

目標金額250万円を17時間で達成した「東京クロノス」

 7月14日のGoogleの検索急上昇ワードに「クラウドファンディング」が入ったのは、MyDearest株式会社が手がけるVRミステリーADVゲーム「東京クロノス」制作プロジェクトが原因。VRゴーグルを被り、仮想世界でADVゲームを楽しもうというもの。7月10日に目標金額250万円でスタートしたが、17時間で達成。現在は396万円を突破して増え続けている。こちらは募集終了まであと43日。

リリース予定は2019年2月初頭。完成が楽しみだ

 クラウドファンディングは、通常とは異なる尖ったアイディアや最前線の温度間がある活動に触れられるので面白い。小さい金額でも支援すれば当事者感覚が得られるし、リターンがあれば実際にお得にもなる。ただ、繰り返しになるが、あくまでも想いを支援するプラットフォームなので、少々想像と違うことがあっても、モンスタークレーマーにならないようにサービスをよく理解しておこう。とはいえ一度触れてみて欲しい。いろいろと楽しいコトやモノが見つかること請け合いだ。 <文・柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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