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Facebook、Twitter、LINEアカウントの乗っ取り手口とその対策

~柳谷智宣の「デジタル四方山話」第6回~


 日々、SNSアカウントを乗っ取られたという被害者が出ているが、みなさんはきちんと対策を立てているだろうか? みな自分には関係ないとか、私は大丈夫と思っているが、乗っ取られるとなかなか面倒なことになるので、一度自己チェックをしてみて欲しい。

SNSを乗っ取られると何が起きる?


 不正アクセスされると何が起きるのか。まず、SNSでつながっている友達全員に、サングラスのセール情報やウィルス付き動画などを勝手に送信されてしまう。何百人何千人とつながっていたり、ビジネスでも利用しているユーザーだと被害甚大だ。

乗っ取りの被害は、自分の知人の知人、取引先の取引先と広がるため、お詫び行脚ではすまない

 すぐにパスワードを変更し、投稿されたものは削除し、知人には謝罪を繰り返すしかない。ビジネスでつながっている人にスパムが送信され、その人もしくはその人の知人に被害が出た場合、ちょっと面倒なことになるのは想像に難くない。

 犯人によっては、パスワードを変更してユーザーがアクセスできないようにしたり、メッセージをばらまいた後にアカウントを削除してしまうこともある。SNSアカウントがなくなっても作り直せばいいだけなのだが、他人の金儲けに利用されて捨てられるだけというのも癪だろう。

パスワードの使い回しは今すぐやめよう


 不正アクセスのほとんどは、他企業から漏洩したアカウントデータを流用した手口だ。有名どころの企業からもしょっちゅう数百万件数千万件のアカウントが流出している。昨年は米Yahooから30億アカウント以上の情報が漏洩した。みなさんが使っているサービスのどれかからも、おそらく漏洩していることだろう。

 そんなわけで、みなさんが使っているメールアドレスはもうばれている。問題はパスワードだ。これをきちんと付けていれば問題なし。不正アクセスはできない。しかし、他のサービスと同じ文字列を使い回していると、SNSにも不正アクセスできてしまうのだ。パスワードはすべてのサービスで異なる文字列を使う必要がある。暇なときに、一度ウェブサービスを棚卸しして、パスワードをチェックすることをお勧めする。

面倒でも、パスワードは使い回さず、定期的に変更しよう

 アカウント情報の漏洩データ以外にも乗っ取り手段はある。

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Facebookのアカウント乗っ取り手口

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