ここまで紹介してきた例は、店舗が常時打ち出している割り引きキャンペーンだが、“期間限定”でレシートクーポンが発行されることも多い。 　たとえば、おじさんたちの強い味方・牛丼チェーン店でいえば、吉野家では新作メニューが登場すると、新作メニューに沿った割引がレシートクーポンとして発行されることも。 　記事執筆時点（7月末）では、レシート上部と下部にTポイントが300～500ポイント付与されるキャンペーンが記載されているのだが、これも新作メニューの「おろし牛カルビ丼」にちなんだアンケートだった。 　また、すき家では今年春、夏の一定期間に「牛丼30円引き」クーポンを打ち出していた。この流れでいけば、今年の秋と冬にも同キャンペーンが打ち出される可能性が高く、目が離せない。 　ほかにもコンビニやスタバ、マクドナルドなど、身近なチェーン店ではレシートにクーポンが記載されていることが多いのである。 　給料日前のランチなどに普段は財布の小銭をあさっていた人も、これからは溜まったレシートを見返してみよう。今までレシートを一見することなく処分されていた方も、今後は受け取ってから隅々までチェックして欲しい。次の食事はもしかすると少しだけ「お得」に頂けるかも知れないのだ。＜取材・文／小畑マト＞